B think 〜秋田vs千葉戦を考える〜





目次


  • どの角度から考えるか
  • 全てを含めてそれが日本バスケ、Bリーグの現在地
  • これからどうしていくのか…

こんにちは、宮本です。
B thinkということで、バスケのことを中心に様々な角度から色んなことを考える発信をしています。

数日体調を悪くしていて、SNSなども更新が途絶えていました。笑
その時に結構連絡頂きました。
ありがとうございます。

その中で、先日の秋田戦で起こったマイケルパーカー選手が投げたボールが谷口選手にぶつかった(ぶつけた?)ことがSNS上でもかなり問題になり、そのことに関して、多くの意見が飛び交いました。
https://chibajets.jp/news/detail/id=15984

26日付けで千葉が公式にコメントを発表し、またそれも物議を呼んでいますが、それに対してどう感じていますか?ぜひ発信してほしい。
というメッセージを87ラボの公式ラインから頂きました。
ありがとうございます。

今回僕もこれ関して感じたことを発信しようかな…と思いつつも、体調不良…笑

遅くなりましたが、ちょっと自論を書かせてもらおうかなと思います。




どの角度から考えるか


こういうことを考える時、僕はどの角度から考えるのか…ということをすごく考えます。
シーンとしては千葉のエドワーズ選手が故意に手を振ったのではないか…その後マイケルパーカー選手が倒れていた秋田の谷口選手に意図的にボールをぶつけたのではないか…というシーンです。

谷口選手は脳震盪の診断が出たそうです。
コンタクトのあるスポーツにおいて、この脳震盪の怖さというのは最近いろんな部分で発信されています。

まず僕の結論として、こういうことは許されてはいけないことだと思います。

理由はどうあれ、パーカー選手の行為は許されるものではない。

当たり前ですが、やはりお互いが強度の高いプレーをしつつも、お互いを尊重するべきで、それぞれが少し配慮をするだけで、今回以外にも避けられる怪我や事故はたくさんあるのではないかな…と感じます。

ただ、こういうことは初めてではありません。
昨シーズンもCS前に当時京都に所属していたスミス選手が叩きつけたボールがブースターに当たってしまったり、開幕シーズンでは、よもや乱闘?!というシーンが千葉とアルバルク東京のゲームでありました。

僕は個人的には外国人選手からの発信というのはもっと聞いてみたいと個人的に感じています。

もちろん許されることではないのですが、こういう問題が起こった時に、日本という国は、だからあいつは…外国人は…という発言やだからあのチームは嫌いなんだ…あのチームはそういうチームだ…というネガティブキャンペーンが必ず発信されます。
(自分自身も振り返り反省したい)

何度も言いますが、パーカー選手の行為は許されるものではありません。
その前のエドワーズ選手も故意ではないということで今回判断されました。

リーグとして判断した以上、それ以上はないわけですが、これが今後の1つの基準になっていく事例になるわけですから、もっと重たい処分でもよかったのかとしれません。

ただ、その中に先日も書いたのですが、スポーツ選手のメンタルヘルス、特に異国で生活する外国人選手がのメンタルヘルスも考えなくてはいけないのではないか。と僕はすごく感じています。
B think ~ スポーツ選手のメンタルヘルス~





パーカー選手を擁護するわけではありません。
しかし、彼はそのスタイルからも相手チームファンから批判的なコメントを見かけることが非常に多く感じます。
しかし、彼は日本人です。
帰化選手として、Bリーグで活躍する選手は他にもたくさんいますが、彼らが日本人になることをどう決断し、どんなきっかけがあり、その中で、どんなストレス、プレッシャーを感じ、過ごしているのか…
僕らには全くわかりません。
ただ表情を見る限り、多くの外国籍選手、帰化選手が日本のバスケに不満を感じている部分があるように僕は感じます。
それらをどのように彼らが向き合い、プレーしているのか、もっとリーグやチームも発信するべきなのではないかな…と感じたりもします。

また帰化というだけで批判的なコメントを見かけることも事実ではないでしょうか。

日本の文化もあると思います。
ただ、外からみた日本バスケ、Bリーグという観点も僕は知ることができる機会が欲しいなと今回の事例を通じて感じました。

そして、繰り返しになりますが、スポーツマンシップや一般論としては許される行為ではありません。




全てを含めてそれが日本バスケ、Bリーグの現在地


前もこのような話を書いた気がしますが、それを含めて、日本のバスケ、Bリーグの現在地なのだと思います。

批判ととらわれてしまうのかもしれませんが…

今回のシーンを取り上げ、NBAなどのシーンと比較して、NBA選手が危険が起こり得そうな場面の時に、ボールを失ってもプレーをやめ、最悪の事態を回避する動きをとる
という投稿が持ち出されていました。

そこから感じるのは

今回のパーカー選手のような行為をしてしまうからこそ、NBAでは戦えず、日本というバスケット後進国でプレーをしているのかもしれない。

という可能性です。

これに関してはパーカー選手に限った話ではなく、全ての帰化選手、外国籍選手全体の話です。
もちろんNBAやユーロリーグなども全て把握しているわけではないですが、少なからず有名な選手や長く活躍されている選手は、人間的にも素晴らしいと感じる言動や若い頃は問題を抱えていても、キャリアを重ねる中で、成長していった選手も多くいる印象があります。(私的観点)

批判覚悟で言えば、日本にたどり着く選手は、プレーのレベルが足りないから日本にいる選手と時代が求めるスタイルに適応できない選手が主になると思います。

もちろん逆に世界水準で能力が純粋に劣っていたが、人間的には素晴らしい選手もいると感じています。

そういう意味で、もしかしたら、日本という国のバスケットボールはまだ能力ありきで考えられている部分が多々あるのかもしれません。




日本は消えていった選手というのを天才扱いして、美談にしていく傾向がある気がしていますが、多くは天狗になり、努力を怠ったか、人間的に未熟だったかどちらかです。

それを育成の時からの勝利至上主義のようなもので、グレーにしてしまってはいないでしょうか。
(今ウィンターカップもやっていますが、勝つにも負けるにもしっかりとした理由があると思いますし、敗戦してもいい試合だったと感じるのは、チームとしてのアイデンティティの確立などを感じるからではないでしょうか。)

要するに、僕が言いたいことは、日本という国、バスケ、リーグのレベルはまだそんなものなのではないか…

ということです。

夏に起こった代表4選手の不祥事も起こるべくして起こったのだと思います。

京都ハンナリーズの岡田選手のセミナーを聴講して、こちらを書いた時に、岡田選手がこちらを引用していただき、
SPORTS X CONFERENCE 8/3 セッションNo.3
Bリーグになってプロ選手にしてもらっただけで、偉くなったわけではない。

というようなコメントをされていました。

まさにその通りで、Bリーグができたことによって注目が集まり、プロ選手だ、プロフェッショナルだ…と言われるようになりましたが、本当にそういうマインドを持ち合わせた選手がまだまだ日本には少ないのだと思います。
(失礼ですが…)

そして、ファンである僕らも、プロ選手やプロフェッショナルをよく理解せずに、カッコいい、可愛いと叫んだり、先ほども書きましたが、批判的なコメントを発信したりしているのではないでしょうか。

いい意味でも悪い意味でも、日本のバスケの現在地はここなのだと思います。




Jリーグができた時、ワールドクラスのベテラン選手がたくさんやってきて、プロとは…というものを伝えてくれました。
(それでもジーコはボールに唾をはいた。笑
今やったら、速攻でSNSで拡散されて大変なことになるだろう。笑)

今、世界トップレベルの選手(プレーとしても人間的にも)はBリーグにはいません。

逆にだからこそ、日本人選手が先頭を切り、プロ選手とはなんたるか…と発信、行動しながら、バスケ文化を作っていかないといけないのだと僕は思います。

しかし…現実問題、コートでも外国籍選手にボールを集めるだけのチームもありますし、明らかに外国籍選手のわがままがまかり通っているなと感じることもあります。

何度も言いますが、パーカー選手がしたことは許されることではありませんが、僕は全てが相関関係にあると考えています。

今回ならば、リーグや日本人選手プロフェッショナルの未熟さ(全体の話で、秋田が…とか谷口選手が…ではない)をしっかりと見つめ、そこを成長させていくことなのではないかなと思います。

Bリーグのプロフェッショナルは外国人選手から学ぶのではなく、日本人の日本バスケの文化を日本人で作っていく。
ある意味、まだまだ外国籍選手や帰化選手に舐められている(先ほどの不満なども含めて、そう本人は思っていなくても)部分が多くあるのかもしれません。




これからどうしていくのか…


起きてしまった問題は取り戻すことは出来ず、信頼も取り戻すことは難しい。
パーカー選手もそのようなコメントを発信していました。

本当にその通りで、これからのパーカー選手のキャリアだけでなく、リーグとしても、千葉ジェッツふなばしとしても考えていかなくてはいけないことだと思います。

これで、来年も不祥事が起きました。
似たようなことが起きました。

では、それこそシャレになりません。
僕は繰り返さないことが何よりも大切だと考えています。

次のレバンガ北海道の試合にパーカー選手が出場する(と思われる。)ことに不満を持つ人や、怖さを感じている人もいると思います。

千葉のコメントにもありましたが、スポーツマンシップや人間力、インテグリティなど、これからリーグやクラブ、そして、日本人選手が外国人選手や帰化選手にもいい影響を与えていけるような成長をしていく必要があると考えています。

やはり、外国籍選手、帰化選手頼みのようなリーグのスタイルからは脱却していく必要性があるのではないかな。と。

また、順番が違うかもしれませんが、また今は違うかもしれませんが、日本バスケットボール協会は選手が帰化した場合、日本代表の活動に参加しなくてはいけない。
というようなルールを定めていたはずです。

今回のパーカー選手はそれがありながら、全て断っていたはずですが…

パーカー選手が帰化することを決めた理由は僕は知りませんが、必ず代表として活動しなくてはいけない。というのは少し違うのではないかな…
と感じています。




もしかしたら、それも日本バスケ負の遺産かもしれません。
とりあえず帰化させてインサイドを強くしてしまえ。
と言った。

今回の事例は繰り返しになりますが、許される行為ではありません。

しかし、パーカー選手の日本での長いキャリアを考えた時に、色んな不満、ストレスが彼の中にもあったこと(あったであろうと推測されること)、またそれを発信することはほとんどないことも僕らは考えるべきではないかなと思います。

注意をして、はいおしまい。

では、おそらく繰り返します。

ファンとしてできることもあるでしょうし、リーグ、協会、チームとしてやらなくてはいけないこともあると思います。

ちょっと僕の観点はずれているのかもしれませんが、いつも結論はここになります。

結局ここから学び、僕もこのようなことが繰り返さないようにできることがあるならしたいなと。

僕は許される行為ではないと思いますが、安易にパーカー選手だけを指摘するのではなく、日本バスケ全体の問題として、考えてみるべきではないなかなと感じています。



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