こんにちは、宮本です。
先日、B think 個人スキル編
1vs1 を考える
を行いました。
今、いろんなところで、
多くのスキルコーチや元プロ選手も
1 vs 1のスキルを指導してくれています。
また、U15がマンツーマンルールが数年前にできたため、
多くの育成年代の選手、指導者の方々の1つのテーマに
1 vs 1はなっていると思います。
確かに日本バスケを考えたときに、このテーマは見逃せません。
個人のレベルのアップは絶対条件であり、
その中で日本のバスケットボールの形、ベース
が必要だと思います。
1vs 1を考えるとき僕はこう伝えています。
ストーリーを考える
今回も少しこの話をしました。
画像は、ストーリーとしての競争戦略という
企業戦略を考える名作です。
(よかったら読んで見てください。リンクから購入できます。)
ざっくりいうと大きな成功を収める企業は戦略がストーリーとして
組み立てられている。
…詳しくはお読みください。
僕は1vs1を考えるとき
そのストーリーをまず考えることを伝えます。
端的に言えば
状況と状態、そして展開
を考えることです。
1 vs 1を考えるとき、もちろんスキルが必要です。
ただ、バスケットボールに終わりはないと僕は考えています。
シュートが入っても、時間が止まらず、
プレーが継続されるスポーツ
その中で、状況と状態が刻一刻と変化していく中で
その展開力
要するにストーリー性が大切だと考えています。
この話をすると
だいたい反応が
ポカーン
となります。笑
僕はスキルと合わせて
このポカーンの部分
アイディア、考えの部分を成長してほしいと考えています。
少し解説しますと
1 vs 1を伝えるとき
状況
→どこにボールがあり、自分含めた10人の選手が
どのポジションにいるのか
を考えます。
状態
→自分含めた10人の選手に状態。体の向きやエネルギー方向、スタンス
など
を考えます。
展開
→それらを踏まえてその10人が自分の1 vs 1によって
どう動くのか、動いた結果、自分は何を選択するのか
を考えます。
それを選手に問いかけることが多いです。
もちろん、スキルや具体的なやり方も伝えますよ笑
では、それはこの最初の2つ
どの状況、どの状態
に適切なのか?
考えてほしいので…しつこくやっています。笑
今回は
コーディネーションレイアップを行い
それを1vs1に繋げて行きました。
参加してくれて選手は
。。。。。
という時間も多々ありましたが、
今回、自分が考えていない
もしくはそこまで考えが及んでいない
ことに気づいたようです。
大事なことはまず
知ること
しかし、知るだけでは成長には繋がっていかないと考えています。
それをより深く考えていく
ことによって
学びとなり、自分の力になっていくのだと思います。
大事なのは
教えてもらう
こと以上に
学びとる力なのかな
と
近年、環境が良くなってきたことによって
考えなくてもいい環境が増えたと思います。
考えずに発言、行動してしまう。
考えてないわけではないけど
伝えられない10代も増えたように思います。
未来を予測できないと
苦労するのではないかな…と
未来を予測するためには
過去を知り、共通点を見つけ、
今するべきことを考える。
バスケットボールも同じで
40分のゲームの全体像を考えるために
情報をキャッチし、展開を考え、実行する
バスケットボール
そんな観点から
ちょっと難しいかもしれませんが
1 vs 1を考えました。
今の高校1年生から大学受験の制度も変わります。
考える、表現することがより問われる世代です。
バスケットボールでも、それは学べると思います。
ぜひ、ご興味ある方はご参加ください!
次回のB think 個人スキル編
6/19 @西東京
19時〜21時
参加費
高校生以下300円
大学生以上500円
バスケットボールのスキルはもちろん
バスケットボールという競技を考えて行きましょう!
今まで自分が気づかなかったところに
これからにつながる
多くの発見があるかもしれません!
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