女子AKATSUKIFIVE!!〜ROAD TO 2020 No.2〜





目次


  • 全てが違う。スペインで戦うプロ選手の言葉
  • 脅威と展開の共有
  • やりきる力
  • 負けるはずがない

こんにちは、宮本です。
Bリーグも開幕しまして、Bリーグ関連の記事も書いてます。
よかったらこちらもどうぞ

後追いになってしまってますが、女子W杯も数試合、日本の敗戦後を見ています。
その中で感じたことをまとめて見たいと思います。

多くの方も書いていましたが、ベスト8での戦い。特にオーストラリアも日本に勝利した中国の実力の差には衝撃を受けました。

当たり前ですが、世界も進化していて、今回、そのスピードをすごく感じました。
中国も若いチームながら、素晴らしいチームでしたが、それを圧倒したオーストラリア。

ほかにも勝ち上がったアメリカ、ベルギー、スペインの実力の高さ。
今回はその辺りを87目線でまとめて行きます。SNSなどでも多くの意見が飛んでいました。ぜひ、色んな意見交換もできれば嬉しいです。

また明日、先日予告していた公式ライン
「町田選手から考えるいいガードの必須条件の1つ」
を10/1の19時に配信したいと思います。
ちょっとしたことですが、すごく大切かなと思います。
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最近プレーやルール、バスケの観戦など、中学生から大人までいろんな方から個別メッセージもいただきます。疑問質問もお答えしますので、是非お気軽にご連絡ください!
最近ワンハンドシュートについてのご質問が多いので、その辺もラインのようで展開して行こうかなと考えています。





全てが違う。スペインで戦うプロ選手の言葉


試合を見ていく中で、1人のプロ選手の言葉を思い出しました。
それが、8月に日本で行われたNBAユタジャズACのアントニオラングのクリニックにゲストとして登場したスペイン2部で今季からプレーする木下勲選手です。

写真は当日撮らせていただきました。

その日、彼に1つ質問をしました。

「ありきたりなんですけど、日本とスペインでなにが違いますか?」

その僕の質問に木下選手は真っ直ぐに目を見て

「全てが違います。ある意味、違う競技と思うくらい違うと言ってもいいかもしれない」

と。

今回、見ていて、その言葉とその時の木下選手の急に強くなった目力と言葉のストレートさを思い出しました。

たしかに全てが違う。
なにが違うか?とピックアップするのが難しいとも言えるくらい違うと言っても大げさではないかもしれません。

中国戦をポジティブな敗戦と捉えたいと発信していましたが、ここと本気でやる日本も見てみたかったた思ってしまいました。

中国に勝った場合、オーストラリアとの対戦でしたが、今回の日本はこのオーストラリアにどんなバスケができたのでしょうか。

見てみたい感じと思ってしまったのは僕だけじゃないと思います。




脅威と展開の共存


本日、決勝アメリカvsオーストラリアが行われます。
どんなゲームになるかはわかりませんが、非常に楽しみなゲームでもあります。

その中でベスト4に残ったチームに僕が感じたのが、脅威と展開の共存でした。

ここでいう脅威とは、ゴールに向かうプレーです。
ドライブにせよ、ピックアンドダイブにせよ、ゴールに向かってくるプレーには脅威を感じます。
しかし、それは個人でアタックしても脅威とはならないと思います。
この大会の日本がそんな時間帯が少なからずあったのは事実です。
それは言い方に語弊があるかもしれませんが、1vs5のような状態になってしまう。

そこに大切なのが、展開の共存だと思います。
ゴールに向かう動きに合わせて、逆側の動き(バスケットではフォローなんていいます)
の共存=タイミングが、ベスト4に残ったチームは非常に規律よく構築されていました。

それはある意味でサボる選手がいない。
脅威(アタック)にディフェンスが収縮すれば、展開(フォロー)がしっかり動き出している。

展開(フォロー)にディフェンスがついていけば、脅威(アタック)この場合はピックアンドダイブからポストにシールするかなど。

そのタイミングが非常にチームとしてハマっている。これはチームとしてのトレー二ングもあるでしょうし、個人としてのIQの高さもあるのだと思います。




やりきる力


日本と比べた時に、1つ僕が感じたのが、やりきる力です。
それはボールを持っているところではなく、ボールを持っていないところです。
オフボールのスキルとディフェスです。

DAZNで配信された日本戦でも解説の中川さんがミートを強くなどのことを収縮話していました。

ベスト4に入ったチームはボールを持ってないところでやりきる力がものすごかったと思います。

例えば、ボールをもらいにいくフェイント、そこからバックカットのスピード感

ピックアンドロールでダイブするスピード感

ディフェンスのクローズアウトからステイローするまでの動き

あ、こっちには来ないな〜とみているようなことはほとんどなく、たとえボールが来なくても、やりきることで、相手にジャブのようにダメージを与えていく。

気づけばディフェンスの位置が悪かったり、オオフェンスのスペースがおかしくなったり。
そこの歪みが対戦相手のバスケットをやりにくい環境にさせていたと感じます。

バスケはハビットスポーツ(習慣のスポーツ)

その言葉の重みが、トップレベルにこそ詰まっていると感じたやりきる力でした。





負けるはずがない


あともう一つ。
これは直接の結果への要因にはならないのかもしれませんが、映る観客の負けるはずがないとさえ感じる佇まい、勝利のポイントを理解しているような盛り上がり方が印象的でした。

特に、オーストラリアvs中国では、オーストラリアのファンは終始試合をじっくりと観戦し、いいプレーに対して声援を送る。

それはここで母国が負けるはずがない。
また、観客の目線も中国には失礼ですが…この中国なら安心してみれるという知識のようなものを感じました。

悔しいですが、多くの部分でまだまだ日本のバスケットは世界との差が大きいと感じます。

それはコートの中だけでなく、コートの外、選手以外の部分でもです。

応援のスタイルなども別に盛り上がることが間違ってるとかではなく、どれが正しいかどうかではないのですが、あのオーストラリアファンの余裕の座り方はすごく印象的でした。

この人たちはバスケットボールを知っている。

いつか日本もそんなバスケの国になっていけたらいいなと思います。

特に女子は競技レベルが高く、長年国内リーグを追いかけているファンなども多いと思います。

日本バスケの素晴らしさは女子バスケにたくさん詰まっていると思います。

この2年でどこまで世界に迫れるか。
非常に楽しみでもあります。

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女子日本代表AKATSUKIFIVEに関する連載です。ぜひこちらもご覧ください!(No.1からNo.8)
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.1~女子バスケの現状〜
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.2〜12人のメンバー〜
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.3〜HCトムホーバス〜
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.4 vsスペインレポート
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.5 〜記事から考えるスペイン戦〜
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.6〜ベルギー戦レポート〜
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.7〜プエルトリコレポート〜
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.8〜中国戦を終えて〜

女子AKATSUKIFIVE!!〜ROAD TO 2020 No.1〜

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