天皇杯、皇后杯 JXサンフラワーズ vs 富士通レッドウェーブ


目次


  • いい意味でのトップダウン
  • ストレッチ4,5を感じる富士通
  • ベンチの活躍が光るJX
  • 世界の経験をボトムアップして行く

こんにちは、宮本です。
女子バスケを観戦したい。
働きながら、しかも土日仕事で…バスケ観戦しているとそんな時間がありません笑
(はい、言い訳です。笑)

昨年、一昨年はWリーグも観戦に行っていましたが、今年はW杯の試合数減などもあり、観戦にはいけていません。

久々に女子バスケを観戦して偉そうなことは言えませんが、久々に観戦するからこそ、感じる新鮮さのようなものもあると思うので、少し、感じたことを書いていきたいと思います。

また、先日参加したb.DREAM PROJECTでアースフレンズ東京Zの東頭ACが登壇されました。
詳しくはこちら
B.DREAM PROJECT 研修コーチに参加!!

東頭ACはトヨタ自動車アンテロープスのACもやられていたこともあり、女子の話も少しありました。
その話を聞いて、新しい観点も見れるようになった気がしています。

ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
意見などあればお気軽にコメント、メッセージください。




いい意味でのトップダウン


単純に感じたことが女子バスケはいい意味でトップダウンの流れが生まれている印象を感じました。

9月にW杯が行われましたが、そこでトムホーバスHCが構築している日本のバスケは求めていた結果は出なかったかもしれませんが、確実に進化していることを感じました。

その中でオフェンスのデザインやディフェンスなどいろいろあるのですが、1つにペイント内でのシュートスキルがあると思います。

W杯に向けて、長い時間トレーニングを行えたため、スキルトレーニングなども行えたと思うのですが、そこの代表格は今回ファイナルステージに進出していませんが、羽田ヴィッキーズの本橋選手だと思います。

もちろん彼女だけでなく、多くの選手がペイント内でのステップやシュートパターンに向上が見えたと思います。

今回の天皇杯、皇后杯を見ていて(第1ゲームのトヨタとデンソーも少し見て)、各チームでアタックの仕方やフィニッシュの仕方がすごく向上しているように感じました。

実際、日本でインサイドは185センチ前後の選手が多いわけですが、世界に行けば190センチを超えていきます。

これは日本代表で感じたこと、必要性がWリーグの各チームにしっかりと落とし込まれているのではないかと個人的には感じました。

女子バスケはそういう観点ですごくいいトップダウンの情報共有があり、特に若い選手や代表でW杯に出場していない選手にそういう好きの向上が見えたように感じます。

それは東京オリンピックという明確な目標もあると思いますが、女子リーグはすごく世界を意識して一枚岩で強化が図られているように感じました。




ストレッチ4,5を感じる富士通


今シーズン富士通レッドウェーブにはテーブスHCが戻ってきました。
個人的に何度かテーブスコーチが女子代表HCのトムホーバスコーチと一緒にいるところを見たことがありますが、彼ら2人は確実に日本を強くするためのコーチングをしてくれていることを伺えました。

それはストレッチ4,5と僕は勝手に呼びたいと思うのですが、センターである篠原選手もスクリーンからポップアウトで躊躇なくスリーポイントを打っていました。

篠原選手のマッチアップは渡嘉敷選手になることが多く、これは渡嘉敷選手の高さをペイント内に使わせないオフェンス構築だったように感じます。

また、篠原選手がボールサイドにポストアップに来るタイミングで山本選手などがスリーポイントをチョイスしていました。

これはおそらく、ポストアップして、ペイントに渡嘉敷選手をおく
スリーポイントはロングリバウンド、また逆サイドにリバウンドが跳ねる確率の高さから考えて、渡嘉敷選手がリバウンドに関与しにくくさせる考えでオフェンスが構築されていたのではないかと感じます。

結果、昨シーズンよりも町田選手の攻撃性が上がったように感じます。

DHOなどを使い、小気味好くボールを回し、その中からピックプレー
また富士通のらしさである、バックスクリーン〜フレアスクリーンなどは健在で、テーブスコーチは勝つことだけでなく、確実に日本バスケを進化させるようなバスケットボールの構築をしていることが印象的でした。


ベンチの活躍が光るJX


このゲームに勝利したJXですが、やはり吉田選手、渡嘉敷選手、宮澤選手の3選手は脅威になります。
ディフェンスもスイッチをしても高さやスピードでミスマッチになることも少ないので、積極的にスイッチを起こしていた印象があります。

富士通はオフェンスもディフェンスもうまく渡嘉敷選手をペイント近辺から遠ざけたように感じます。

しかし、ここで光るのがそれ以外の選手であり、そこがJXの恐ろしさではないでしょうか。
藤岡選手や岡本選手、特にこのゲームは石原選手が非常に光る活躍をしたと思います。

女子の傾向かもしれませんが、富士通の高田選手などもそうですが、女子はベンチから出てくるメンバがー本当にハードワークができるところが素晴らしいと思います。

渡嘉敷選手が絡めないリバウンドに絡んでいたのは石原選手ですし、ルーズボールやせった展開での苦しい場面でポイントを重ねていったのも石原選手だったように思います。

この積み重ねが最後の点差が少し離れる流れになったと思います。

個人的には富士通の方がいいバスケットボールを展開してように感じます。
しかし、ベンチメンバーの活躍で、しっかりゲームをつなぎ、最後にエナジーを持っていけるゲーム展開を作ったように感じます。




世界の経験をボトムアップして行く


先ほども書きましたが、女子バスケは本当にいい意味でトップダウンがされていると思います。

しかし、選手側、クラブ側からもいい意味でそれを向上させていこうとするボトムアップも起こっている印象を感じます。

男子はBリーグができ、選手が活躍する場所が増えました。
また、それに伴い選手寿命も伸びたように感じます。

しかし、女子は限られたチーム数の中で、常に有望な新人選手が加入してきます。
来年には東京オリンピックがあり、それが今、リーグに所属する選手にはかなりモチベーションになっているのではないでしょうか。

そのタイミングで、代表HCのトムホーバスコーチはかなり日本のバスケを個人のスキルもチームのスキルも向上させようとしています。

そこについて行けなければ、代表に選ばれることはない。
すごくいいモチベーションでバスケットボールが展開されているように感じます。

僕がいうのは説得力がありませんが、女子バスケは本当に面白いです。

Bリーグができたことで男子バスケは非常に注目されるようになりました。
このような機会で、男女両方の試合を見れる環境で、もっと女子のバスケットボールが注目されるといいなと思います。

女子バスケからも学べることはものすごくあります。
女性選手だけでなく、男子選手などにも女子バスケに注目してもらいたいなと思います。




女子日本代表AKATSUKIFIVEに関する連載です。ぜひこちらもご覧ください!(No.1からNo.8)
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.1~女子バスケの現状〜
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.2〜12人のメンバー〜
女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.3〜HCトムホーバス〜
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女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.5 〜記事から考えるスペイン戦〜
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女子AKATSUKIFIVE!!いざW杯へ!!No.8〜中国戦を終えて〜
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