目次


  • 3連覇が生まれた徹底と納得
  • クラブ理念の共有と遂行
  • チャレンジを続けることで生まれるもの
  • これからも進化する中で中心にあり続けるもの

こんにちは、宮本です。
天皇杯見ましたか?男子決勝すごかったですね!!
まさかのオーバータイムで、こんな劇的な幕切れ!!

富樫選手のシュートが入った瞬間、ネットを通る瞬間が、スローモーションに見えた方はたくさんいるのではないでしょうか。

トーナメントの面白さというのを先輩と先日話していたのですが、本当に千葉ジェッツふなばしだけでなく、すべてのチームがこのトーナメントという勝負の舞台でバスケットボールの面白さを全開に出してくれた天皇杯、皇后杯だったように思います。

以前、琉球ゴールデンキングスをテーマに
B think 〜強いチームはなぜ強いのか〜
を書かせていただきました。

多くの方から反響いただき、千葉ジェッツふなばしの島田社長にもピックアップしてもらいました。
その中で、

徹底と納得

という言葉を書かせてもらい、それが強さの中に必ずあるということを書かせてもらったのですが、この天皇杯、千葉ジェッツふなばしにもそのそんな徹底と納得が様々な場面で見えたのではないかと思います。

読んだことない方はよかったら覗いて見てください。
今回は天皇杯優勝、また3連覇まで至った千葉ジェッツふなばし(以下千葉ジェッツ)を87目線で切り込んで行きたいと思います。




3連覇が生まれた徹底と納得


クラブは何で作られているか。
僕はよくそんなことを考えます。

選手はもちろんのこと、コーチやスタッフ、クラブのフロントスタッフやスポンサーなどの様々な企業、そしてブースターやホームタウンなど、多くの人が関わりクラブというものは成り立っていると思います。

その中で、千葉ジェッツの3連覇はどのように生まれたのでしょうか。

僕なりに根拠がたくさん感じていますし、いろんなことを感じているブースターの方もたくさんいるのではないでしょうか。

トーナメントとはリーグとはまた違い、面白さもあり、難しさもあります。
千葉ジェッツは日本で屈指の強豪クラブだと思いますが、ある意味、トーナメントは決して実力がものをいう戦いではないと思います。

昨年のBリーグ決勝での敗戦

これは千葉ジェッツにとって大きかったのではないかなと個人的に思います。

多くのクラブが敗戦や結果が伴わないと選手を補強したり、スタッフを変えたり色々します。
千葉ジェッツも今シーズン選手の補強はありましたが、大きなスタッフの変更はありませんでした。

それはチームとして、結果だけでなく、クラブとして担うべき役割、目的というものを達成できたからではないかと感じています。




天皇杯でも、表現が失礼ですが、千葉は面白みがない部分があったかもしれません。
おそらく富樫選手で来るだろうな…パーカー選手で来るだろうな…エドワーズ選手で来るだろうな…
そんな場面で本当にそんな選択を大野HCがチョイスすることが多かったように感じます。

しかし、これは僕自身アマチュアレベルでHCを経験して感じるのは、

やり続けること
自分たちのやり方を遂行し続けること

の難しさを強く感じます。

ある意味、千葉ブースターからすれば、ここか〇〇選手でいけ!!
と感じられる
他のブースターからすれば、どーせ、〇〇選手のところで攻めるんだろ?

という表現になるかもしれません。

しかし、大野HCやクラブとして、曲げない勇気とか変えない勇気と表現すればいいでしょうか。
そういう選択をすることは非常に覚悟のいる選択であり、そして何より、やってくれるのは選手ですから、コーチと選手、クラブ、選手間の信頼がなければ遂行ができないことです。

ダイエットは続けるのが難しいですが、いつも通りを続けること
いつも通りをやる続けることがどれだけ難しいことか。

そういう意味で千葉ジェッツの徹底と納得という部分はこのトーナメントで発揮されたチーム力になったのではないかと思います。


クラブ理念の共有と遂行


では、なぜ、その徹底と納得というものが生まれたのかと考えると、僕はやはりクラブ理念の共有と遂行だと思います。

千葉ジェッツには確固たる企業としての活動理念とクラブ、チームとしてのチーム理念とビジョンが存在します。
企業としての活動理念は

チーム理念とビジョンは

千葉ジェッツHPから引用

千葉ジェッツ最大の強みはこれを全員が共有し、それをコート内外でそれぞれがそれぞれの役割の中で発揮しようとすることだと思います。

今回の天皇杯もまさにそういうゲームが多かったと思います。
千葉ジェッツのスタイルとして掲げる
アグレッシブルなディフェンスから走る
というスタイル

対戦チームはこれを出せないように戦いを構築し、一方千葉はこれを常に出していくためにそれぞれの選手が役割を全うしているように感じました。




繰り返しになりますが、これは口でいうのは簡単ですが、実行するのはものすごく大変なことだと思います。
これがそれぞれのベースとして意識されていて、HCの指示も常に着地点として、ここにあるからこそ、信頼があり、阿吽の呼吸のようなプレーが起こり、接戦を勝ち切ったのだと思います。

そして、何より決勝はそういうチーム同士の対決だったと僕は感じています。
勝敗を分けたのはいろんな考え、要素があると思いますが、僕は本当に運とかそういう些細な部分だったと思いますし、最後のインタビューを聞く限り、前述のスタイルはもちろんのこと、富樫選手のピックからのスリーというものに信頼があり、このゲームそれが決まらなくても、最後までチームとして信頼があり、それを続けたことの積み重ねだったと思います。

Bリーグになり、環境が変わった中で、クラブとして理念やミッション、ビジョンというものは、変更点があったり、より進化させたりするクラブもあると思います。(逆にBリーグになったのに変わらないチームがあったなら、個人的には疑問)

千葉ジェッツは誕生から大きな方向性は全くぶれていないと個人的には感じています。

昨年リーグ優勝をあと一歩のところで逃しました。
しかし、その中身をしっかりと精査し、継続したことが今回の天皇杯の優勝や3連覇に繋がったのではないかと個人的に感じます。


チャレンジを続けることで生まれるもの


最近様々なところで言われることですが、チャレンジすることの重要性というものを僕個人は千葉ジェッツからすごく感じます。

多くの方が変えることがチャレンジだと感じているかもしれませんが、僕は変えないこと、継続させることの方がものすごいチャレンジだと思います。

千葉ジェッツは(千葉ジェッツだけではないが)本当に多くのチャレンジをしつつも芯がブレないクラブだと思います。

だからこそ、ファンもそこに魅力を感じ、共鳴し、観客動員が1位につながるのだと思います。
チャレンジをすれば、必ず課題が見えてきます。

千葉ジェッツはある意味、お騒がせ的なものをBリーグの中では多いクラブかもしれません。
しかし、個人的にはやらないではなく、やってから、または何かが起こってから、次の行動こそが1番大事で、チャレンジしたことで肌感覚で感じたこと、出てきた課題がまた組織を強くし、成長を促すと思います。

個人的な意見ですが、企業として掲げる活動理念も

千葉ジェッツふなばしを取り巻く全ての人たちと共にハッピーになる

という理念ですが、ハッピーが生まれれば、どこかでアンハッピーも生まれるのはないかと思います。
しかし、その生まれたアンハッピーを解決していくことがさらなるハッピーの連鎖をうむのではないでしょうか。

バスケットボールも同じで、違う戦術に取り組めば、必ずその課題が見えますし、同じ戦術を繰り返したとしても、バスケットボールは同じ場面は存在しないので、必ず何かしらの課題がどこかで見えてきます。

その時に同じ観点にしっかりと全員が目を向ける、耳を傾けることができるか。

それが僕はクラブ理念の共有だと感じています。

バスケットボールはチームスポーツですから、個人のエゴがで過ぎれば必ず崩壊が生まれます。
しかし、どんな時も千葉ジェッツには原点に立ち返る理念が共有されているからこそ、選手個人もチャレンジをしやすい環境であり、チームもチャレンジをしていく中で、何かがうまくいかなくてもたちもどる場所がありますし、チームとして確固たるものがあるからこそ、その積み重ねで信頼や納得が生まれるのではと感じます。


これからも進化する中で中心にあり続けるもの


クラブは生き物ですから、いい時もあれば悪い時もあるはずです。

トーナメントでも各試合の中で、悪い時間帯というものが絶対にあります。
今回の決勝戦でも、千葉はゲームの入りが非常に悪かったと感じます。

リーグで言えば、すべて勝つことはありえないので、敗戦というものが存在します。
敗戦するということは必ず何かが悪かったから敗戦になるわけですが…

千葉ジェッツは進化し続けていくと感じます。

現在の中心選手がたとえ抜けたとしても、僕の中では必ず進化していくのではないかと感じています。

それはクラブとして確固たる理念があるからです。
そして、それを発信し続けているからです。

千葉はこれからもそういう選手を取り続けるでしょうし、そういうスタッフが仕事をしていくと思います。
引退した伊藤さんなどはまさにそれを体現できる方なのではないかなと思います。




千葉ジェッツの話ばかりしていますが、決勝を戦った栃木ブレックスも同じようなことが言えると思います。
チームの技術とか選手の能力とか以上に、やはりトーナメントはそういうクラブの強さみたいなものが勝敗に何かしらの影響を与えるのではないでしょうか。
(決勝は本当に紙一重だったと思います。)

甲子園などでよく、ここに立ててない3年生の分まで…

みたいなアレです。
トーナメントはそういう力が本当にあると僕は感じています。

千葉ジェッツの3連覇は選手の能力だとか、代表クラスが何人いるとかではなくて、本当にクラブとしての力の結集だったように思います。

これからも千葉ジェッツが多くのことにチャレンジをして、千葉ジェッツふなばし、千葉という街が発展していってほしいなと思います。

本当に千葉ジェッツふなばし、そして栃木ブレックスの素晴らしい決勝戦でした。




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