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目次
- 面白い三遠のバスケット
- マニアックな部分の攻防
- 日本バスケの現在地
こんにちは、宮本です。
三遠とのアウェイ戦、我らがレバンガ北海道は1勝1敗で終えました。
前節終了後、いろいろあったレバンガですが、僕は学び続けていくこと、応援し続けていくことが大切だと考えています。
応援の仕方は人それぞれですが、日々バスケットボールは進化している中で、そのバスケットボールを僕らも学び続けていくことが本当の意味でのチーム力になっていくと感じています。
合ってる間違っている。知っているから偉い。知らないから劣っている。ではなく、
感じたことを意見交換したり、知っていることを共有したり、それぞれの観点、想いでバスケットボールをより高みに持っていけたらいいのではないかと思います。
今回はそのゲームから学びを得て行きたいなと思うのですが、三遠のバスケットボールって面白いんですね。個人的に。
知っている方もいると思いますが、知っておいて損はないのでそんなところも紹介して行きたいと思います。
以下ここまでの連載
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第1節 vs大阪
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第2節 vs渋谷
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール OF編 No.1
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第3節千葉
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第4節栃木 No.1
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第5節千葉戦
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第6節 vs栃木No.1
面白い三遠のバスケット
夏に行われた日本バスケットボール学会のサマーレクチャーで講師を務められたアナリストの佐々木クリスさんもおっしゃていました。
僕も参加しましたが、非常に面白い講義でした。
以下参加時のブログ
日本バスケットボール学会 サマーレクチャー
三遠というチームはオフェンスリバウンドが少ない。
サマーレクチャーでもCSに出場した中で、圧倒的にオフェンスリバウンドが少ないというデータでした。
これはNBAなどのデータと同じ傾向です。
(ただ、NBAはルールやバスケットのあり方がそもそも違うので、全てを鵜呑みにするのは危険な部分もあると思う)
簡単に言えば、クリエイトしたら、オフェンスリバウンドには労力を最小限にし、全員がディフェンスにシフトする。
また、オフェンスの構築もシュートの打つ瞬間には次のディフェンスのことを考えたクリエイトをしていると考えられます。
ある意味、最も全員でバスケットボールをしているチームと言えるかもしれません。
シュートに行くタイミングを共有できているので、今回のレバンガ戦のゲーム1でも、シュートが放たれた瞬間に全員が綺麗にフリースローラインよりもハーフライン側に下がるシーンなどが見て取れました。
このバスケットが初戦のレバンガを非常に苦しめたと感じます。
ぜひ、三遠のゲームを見直して見ると面白いことがたくさん見つかると思います。
マニアックな部分の攻防
そこで、今回目を向けたいのが、切り替えの攻防とオフェンスとディフェンスの関係のあり方です。
レバンガはディフェンスのチーム
これは今シーズン様々なところで耳にしている言葉だと思います。
勝利のためにディフェンスが大切なことはいうまでもありませんが、ネトHCがいういいディフェンスができれば、いいオフェンスができるという考えは僕の中で、ものすごくぐるぐる巡っています。
なぜなら、ディフェンス嫌いだからです。笑
でも、水野さんのレバンガ、ネトさんのレバンガと3年目を迎えて、レバンガを通じてディフェンスの面白さを感じるようになってきました。
そして、今回三遠戦で目を向けたいのはマニアックかもしレませんが、切り替えと関係です。
ゲーム1でレバンガが終盤までリードを保たれたのはなぜなのだろうか。
僕はこう感じました。
シンプルで共有された三遠オフェンスとディフェンスへの切り替えのメリハリで三遠が北海道にやりたいバスケをさせなかったから。
そして、三遠は北海道のハードなディフェンスを逆手にとり、冷静に自分たちのオフェンスを進めていました。
よく、トランジション速く!と聞くと思いますが、切り替えの攻防の部分のことです。
そこの切り替えがバスケットボールはたくさんあるので、トランジションはものすごく大切な要素になります。
レバンガもハードに守って、切り替えを速くするというのが今年の1つの形ですが、三遠にはそもそもトランジションで勝てるはずがないのです。
なぜなら、三遠がいいシュートを打てば、シュートが入るか、ほとんどのリバウンドをディフェンス側が簡単に取れるからです。
シュートを打つ前に三遠はある程度下がる準備をしています。
そこまでが三遠のオフェンスだからです。
よって、レバンガがハードに守って、速攻を出そうにもすでに4人がハーフラインあたりにいる…なんてことがあり得ます。
結果、今シーズンのいい時のレバンガのリズムで、バスケットボールを展開することが難しくなります。
ゲーム1はもう少しコートの中で目線を変えられたら面白かったかなと感じました。
自分たちのバスケットボールをやることは悪いことではないですが、コート内での嗅覚が敏感であれば取れたゲームだったかもしれません。
また、三遠にとってのいいオフェンスとは綺麗に形が決まるとかコンビネーションが構築される以上に、シュートを打つタイミングで全員がある程度戻る準備をしてスペースを取っている環境を指すと考えられます。
結果、ものすごくハードに守って、仕掛けてもそれが逆に逆手に取られる場面が多く出てきたのが、ゲーム1だったのではないでしょうか。
三遠のバスケットボールはある意味今のBリーグにおいて違うスパイスがきいた面白さがあります。
すごくチームでやろうとしているバスケットボールの遂行力が高いチームだと思います。
だから、時に爆発的に得点をとってゲームがあれば、びっくりするぐらい得点が取れないゲームもあったりするのかなと感じます。
そういう視点で見た時に、それぞれの考えるバスケットボールがにじみ出るシーンが多くある。
そんな面白さがあるゲームだったと思います。
日本バスケの現在地
これはレバンガと三遠に限った話ではなく、日本全体に言えることかなと思いますが、土日2試合での開催がオーソドックスな日本において、1勝1敗や前日大差が翌日僅差などのゲーム、もっと細かく区切ると1Qで大差が4Qでつまる。などのゲームが多く見受けられます。
これはある意味、日本バスケの現在地なのではないかと感じています。
要するにチームの能力が様々な要素で変化しやすい。
また、クォーター間でもチームの変化が出てしまう。(安定的に力を発揮できない)
という可能性があるのではないでしょうか。
日本は現在トップリーグに北海道から沖縄までチームがありますが、北海道から沖縄に飛んだとしても飛行機で4時間半くらいでしょうか。
移動というものもコンディションやメンタルを左右します。
疲労などもあるでしょうが、NBAはもっと過酷でしょう。
また、今回のレバンガと三遠のゲームもそうでしたが、4Qでゲームが詰まって行くというシチュエーションがよくあります。
ある程度点差が離れた時に負けてるチームはある程度ギャンブル的な要素も増えて、より強度を高めるわけですが、それを鮮やかにかわしてしっかり勝ちきる
というゲームに出会うことは実は日本では少ない気がしています。
それはメンタルなのか、スキルなのか、経験なのか
わかりません。
もっと言えば、その全てだと思います。
これからアジアや世界と戦っていくときに、日本のリーグはそういう部分
ゲームの始め方、ゲームの終わらせ方、ポイントとなる時間帯の嗅覚など
をもっと高めていかなくてはいけないのかなと感じました。
そういう意味で、そういう時間帯に外国人のインサイドにとりあえず任せる
みたいなあり方はあまり意味がないのかなと感じています。
これは僕のなんとなく感じる印象でもあるのですが、みなさんはどう感じているでしょうか。
もちろん、4Qの最後に大逆転が起こる、そんな可能性が見えてくる
これはものすごくエキサイティングです。
しかし、そんな展開が多すぎやしないだろうか
なんて最近思っています。
よかったらみなさんのご意見もお聞かせください。
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