目次
- ディフェンスの3つのポジション
- ボールマン（１線）
- ディナイ（２線）
- ヘルプ、ピストル（３線）
- 全てのポジションが連動している
こんにちは、宮本です。
少し、間が空いてしまいましたが、今回はディフェンスのことを少し。
僕自身ディフェンスがあまり好きではありませんでしたが、バスケットボールを考えて行くにつれ、ディフェンスの面白さというものに気づきました。
先日行われたW杯予選の日本対イラン
日本の勝利もディフェンスの勝利と言える部分が大きかったと思います。
よかったら、合わせてお読みください。
日本人が世界と戦っていくために
また動画も用意していますので、よかったらそちらも合わせてご覧ください。
約5分
ディフェンスの3つのポジション
ディフェンスにも役割が大きく分けて3つあります。
バスケットボールは５vs５のボールゲームで、ボールを持てる人は10人の中でたった1人です。
そのボールを持っている人を中心にボールとゴールを守るのが基本なのかなと思います。
その中で、ディフェンスは
ボールを守るボールマンディフェンス（１線）
ボールマンの隣にいる人を守るディナイディフェンス（２線）
ボールマンの2人隣にいる人を守るヘルプ、ピストルディフェンス（３線）
の3つのディフェンスポジションがあります。
ボールマン（１線）
ボールマンディフェンス（１線）は当たり前ですが、ボールマンを守ります。
基本的にインラインというボールとゴールの間にたち、ボールにプレッシャーをかけます。
守り方として
ワンアーム（オフェンスとて１本分の距離）を基本とし、ボールにプレッシャーをかけます。
ゴールに直線的に行かせないように守ります。
特別戦略がなければ、マンツーマンの場合はノーミドルが基本的な守り方になると思います。
詳しくはバスケ豆知識No.７ ノーミドルとノーベース
ディナイ（２線）
ディナイ（２線）はボールマンの隣にいる選手を守る選手を指します。
これをワンパスアウェイポジションなどの言い方もします。
（人を飛ばさずに1回のパスでボールが渡るエリアにいる人）
ディナイとは遮断するという意味で、基本的にはオフェンスがボールをもらいたいエリア（ボールを渡したいエリア）へのパスを遮断することが役割になると思います。
また、ボールマンのディフェンスが抜かれた場合、ディナイの選手がヘルプしたり、ヘジテーションといって助けるふりをして時間を作り出したりします。
以前の豆知識でディナイについてまとめたので、よければそちらもご覧ください。
バスケ豆知識No.5 ディナイ2018年8月16日
ヘジテーションについてはこちら
バスケ豆知識No.６ ヘジテーション
ヘルプ、ピストル（３線）
ヘルプまたはピストル（３線）はボールマンの2つ隣にいる選手を守る選手を指します。
これをツーパスアウェイポジションなどの言い方もします。
ピストルというのが基本ですが、これはディフェンスの最後の砦のようなものです。
ちなみにピストルというの指をピストルのようにマークマンとボールマンを指差すことからきています。
先日の日本代表戦でも、このポジションに多くいる場合が多い、八村選手のブロックショットが決まる場面が多くありました。
ヘルプの選手はペイント内を守る役割もあります。
このディフェンスの選手が質が高いとディフェンスに締まりが出ると思います。
（先日の日本代表の八村選手、渡邊選手のような存在）
全てのポジションが連動している
この3つのポジションがありますが、どれかのポジションが優れていても、どこに穴があれば、そこから加点されてしまいます。
ボールマンが良くても、ディナイが緩ければ、そこから展開を作られますし、ヘルプがポジションを間違っていたら、そこに展開を作られて加点されてしまいます。
ディフェンスはみんなの協力がしないと成立しません。
Bリーグを見るときにどこが得点を取られて原因か
などを見てみることも面白いかもしれません。
約5分
バスケ豆知識過去記事
バスケ豆知識No.9 ミドルドライブをしたい理由
バスケ豆知識No.８ リジェクト
バスケ豆知識No.７ ノーミドルとノーベース
バスケ豆知識No.６ ヘジテーション
バスケ豆知識No.5 ディナイ
バスケ豆知識No.4 ディフレクション
バスケ豆知識No.3 テイクチャージ
バスケ豆知識No.2 ボールがある方、ない方
バスケ豆知識No.１ トリプルスレット
よかったら、サクッと読んで見てください！
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