こんにちは、宮本です。
豆知識No.2はボールがある方、ない方をテーマに少しお話を。
バスケを見る時、バスケの写真を撮る時、皆さんはどんなところを見ますか?
その答えのほとんどがボールがあるところ
だと僕は思います。
バスケットボールは各チーム5人ずつが限られたエリアで工房を繰り広げます。
その時に、解説などでよくこの言葉が出てきます。
ボールサイドがですねぇ〜・・・
このボールサイドってなんでしょう。
知ってる方も多いと思いますが、単純にボールがあるサイドです。
正確には
2つのゴールを結んだ架空の線を引いた時に
ボールがある方の半面をボールサイドと言います。
ボールがない方のサイドがオフボールサイドとかオフサイドなんて言います。
ちなみにもうちょっとバスケ知ってる風に言うと
(形から入るの大切です笑)
ボールある方の半面はストロングサイド
ボールがない方の半面はウィークサイド(ヘルプサイド)
なんて言ったりします。
一番使うのは
ボールがある方はボールサイド!!
と
ボールがない方はウィークサイド!!
だと思います。
(ウィークサイドに関しては日本は間違った使い方をしている人もいますね。
ただ、チーム内で共通言語として共有できていればいいと思います。)
バスケやられている方や保護者の方は、指導者がこの指示をしている
時や言葉を聞いたことがあると思います。
ちなみにボールサイドに5人いること
(ミニバスとか初心者バスケ、ボールを遠くに投げられない女子によくある)
はバスケットボール的に非常に良くないですね。
スペースが限られているのに
そのスペースの半分に10人が入り乱れてしまうので。
僕の考えとしては
ボールがあるサイド以上に、ボールがないサイドの選手の動き
が重要だと考えています。
(サッカーなんかでもスペイン代表がボールを右から左に動かします。
日本も左で作って(長友、遠藤、香川選手)、右で仕留める(岡崎選手)なんてことも
ありました。考え方は同じだと思います。
ぜひ、録画でバスケを見るときなんかは
ボールのないサイド(ウィークサイド)にも目を向けて見てください!
きっと面白いことが見つかります!
この話は最終的にスペーシングの考えやグループ戦術の考えにつながると思います。
バスケにはこんな名言があるんです。
オフェンスとはスペーシングのことで、スペーシングとはオフェンスのことだ。
リック・マジェラス(元セントルイス大学ヘッドコーチ)
スペーシングやグループ戦術の話は長くなるのでまた今度!
バスケ豆知識No.2 ボールがある方、ない方でした!