目次


  • 鍵冨太雅とは
  • 単身福岡へ
  • 日米を知り、世界を感じ、見据える未来

先月から連載を始めた
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今回にExtraPassのPodcastにも出演頂きました。良ければお聞きください。

猪狩渉、秋田ノーザンハピネッツの長谷川暢酒井逹晶鍵冨太雅、中山大輔

2019年6月某日に行われたワークアウトに集まった
若手プロ選手やアメリカの大学で戦う選手達

そこから彼らを追いかけ始めた。

今回は、日本を誇る伝統校である福岡大付属大濠高校のキャプテンも務め、U16、U18、U19の日本代表にも名を連ねた鍵冨太雅を追いかけていきたい。




鍵冨太雅とは


鍵冨太雅
これを読んでくれているあなたがもし、高校バスケファンならば、この名前を見てテンションが上がっていることだろうと思う。

鍵冨太雅1on1動画

日本の伝統校であり、名門の福岡大付属大濠高校

1年生からベンチ入りし、トーステンロイブルが率いたU16ではキャプテンとしてアジア選手権4位、そしてU18ではアジア選手権2位の成績で2017年のU19W杯に出場。世界10位の成績を納めて、日本バスケが世界で戦えることを証明したメンバーの1人である。

このチームにはNBAのワシントン・ウィザーズに1巡目9位で指名された八村塁やアルバルク東京、先日行われたジョーンズカップでも活躍したシェーファー・アヴィ幸樹がいた。




まずは鍵冨太雅の経歴を振り返りたい。

経歴
渋谷敎育学園渋谷中学校
福岡大学附属大濠高校キャプテン
U16日本代表キャプテン FIBAアジア選手権4位
U18日本代表FIBAアジア選手権2位
U19日本代表FIBAW杯10位
スラムダンク奨学金10期生
Bowdoin College


twitter
https://twitter.com/tkagitomi
Instagram
https://www.instagram.com/taigainny35/


鍵冨太雅は父親の仕事の関係で幼少期から小学校時代をアメリカ、ニューヨークで過ごした。
父親もJBLで活躍した選手であった。

中学に上がる少し前に、日本に帰国。

中学時代はジュニアオールスター(2013年)に東京Aで出場する。
しかし、チームも予選リーグで敗戦し、鍵冨太雅自身も思うようなプレータイムをもらえなかった。

中学総体はそれまで都大会に出場経験のなかった渋谷中学校を都大会に導き、1回戦では強豪小岩第四中学校を破り、大金星をあげた。
その後は、残念ながら敗退し、関東大会、全国大会に進むことはなかったが、十分すぎるほどのインパクトを残したことは想像に容易い。




単身福岡へ


彼の中のターニングポイントの1つになったのが、高校進学だ。
父親の仕事の関係で再びアメリカに戻るか。
日本の高校に進学するか。

そこで名門福岡大付属大濠高校(以下福大大濠)から声がかかったという。
故田中國明先生が熱心に声をかけてくれたそうだ。

鍵冨太雅は中学時代から福大大濠に憧れを持っていたという。
応援の熱量、個を大切にするチームスタイル

鍵冨太雅は福大大濠への進学を決める。

福大大濠に進学後、1年生からベンチ入りし、重要な場面でもプレーすることが多かった。
1年次にはインターハイで優勝、ウィンターカップで決勝まで進み、(前年から2年連続)大激戦の末、惜しくも準優勝。
(このウィンターカップの準々決勝では長谷川暢猪狩渉がいた能代工業と対戦している。)

この時のウィンターカップは私も現地で観戦していた。

本当にものすごい試合だった。





この時、優勝を勝ち取ったのが、八村塁を要した宮城の明成高校だ。
前年に続き、2連覇を達成したときだ。(翌年も優勝し、3連覇となる)

留学生トレンドが時代の主流になった中で、八村塁が主役となり続けた3年間だった。
彼を中心に男子高校バスケは盛り上がりを見せた。
おそらくそんな3年間は田臥勇太以来のことではないだろうか。

そして、そのライバル達も素晴らしい選手が多く、特に福大大濠はその筆頭候補だった。
この時代、福大大濠はBリーグでも活躍する
杉浦佑成(サンロッカーズ渋谷)、青木保憲(川崎ブレイブサンダース)、津山尚大(海外挑戦)、葛原大智(富山グラウジーズ)

現在大学で活躍中の
野口夏来(専修大学)、中村太地(法政大学)、牧隼利、増田啓介(筑波大学)、西田優大(東海大学)

などがいる。
その他にも同年代、その下の世代も大学で活躍中の選手も多くいる。
もちろんBリーグで活躍する選手も多くいる。

そのことについて聞くと
以前、片峯先生(福大大濠高校教員バスケ部顧問)がインタビューで話していたことがあると教えてくれた。

「選手を勝つための駒のように使うのではなく、どこに行っても通用するような選手に育て上げて、それで勝とう!」

当時、田中先生からバトンを受け取った片峯先生がなかなかチームを勝利に導くことができずに、苦しんでいた時に田中先生がかけた言葉だそうだ。

だからこそ、福大大濠の卒業生は魅力的な個の力を遺憾無く、それぞれの所属チームで発揮するのだろう。

鍵冨太雅にとって憧れた福大大濠での3年間は結果以上に、人間として多くのこと学び得た時間だったのだと感じた。




日米を知り、世界を感じ、見据える未来


鍵冨太雅はトーステン・ロイブルが率いたU16、U18、U19の日本代表にも常連として名を連ねた。
個人的にそのイメージから、勝手にプライドの高い選手をイメージしていた。

しかし、実際に会って話す彼からはそんな雰囲気は微塵もなく、まさに好青年であり、将来のビジョン、考えをしっかりと持っていた。
何よりも驚いたのが、この年齢でしっかりと客観視ができる人間だったことだ。

しかし、大好きなバスケ、NBAやNCAAの話、自身も通っていて楽しく大好きだと話す大学の話をする時は屈託のない笑顔を見せてくれるありふれた大学生の一面も持つ。

だからこそ、彼はU16ではキャプテン、U18、そしてU19でも常にメンバーに入り続けていたのだと、そこで核心に変わった。


鍵冨太雅のフェイダウェイ


特に2017年U19W杯
八村塁を要して、世代別とはいえ、日本が世界と戦えることを示したあのW杯
あのチームは素晴らしいチームであり、ファミリーだと感じた。

鍵冨太雅もそれを理解し、またネイティブに扱える英語をチームのために生かす選手だったことを今回話をしていて、知ることができた。

これからA代表も中国でW杯が行われるが、ナショナルチームだとしても、決してうまい12名を選べばいいというものではない。

それぞれに個性があり、能力があり、そして求められる役割がある。

また、日本という国は個の力ではまだまだ世界に劣るため、チームとしての熟成やケミストリーの部分が必須となる。

鍵冨太雅はそういう意味でも、日米を知る存在として、日本人と外国人コーチを繋ぐ役割やマインドの部分でもいいクッションとして機能していたのだろう。

そういう選手が揃っていたからこそ、あのチームは世界10位という素晴らしい結果を残せたのだと彼を見ていると感じる。

また、彼がこれから見据える将来のビジョンにも驚きを感じた。




勝手に
「プロ選手になりたい!!」
という言葉が出てくると考えていた。

しかし、彼の口から出てきたのは、プロ選手も1つのビジョンであるが、それと同時に就職やロースクールなどへ進学の話も平行で考えているという言葉が出てきたことに正直驚きと、何かすごく嬉しさが込み上げてきた。

もちろん、プロ選手になる!!

そう信じて、今を努力することは絶対に大切だ。
しかし、それと同時に人生100年時代と言われるこの時代

自分のキャリアプランを1つに決めつけることはあまりにも勿体無く、そして何より本人の可能性を潰してしまうのかもしれないと感じている。

サッカーの本田圭佑は今、プロサッカー選手として活躍しながら、実業家としても活躍している。
野球のダルビッシュ有などもそうだろう。

今後、そういう選手が間違いなくスタンダードになっていく。
だからこそ、時代の変化に敏感に適応するために、僕らは学び続けないといけない。

鍵冨太雅はまさにそんな選手になれると感じた。

だからこそ、彼は学び続けるだろうし、バスケットボールも学生生活も自分でしっかりとキャリアプランを立てて、成長していくと感じている。
もちろんどこかで、キャリアの選択はあるだろうが、様々な分野で得た学びは彼がどのキャリアを選んだとしても、間違いなく鍵冨太雅の魅力となり、人間力となるに違いない。




また、私は失礼ながら、鍵冨太雅は恵まれた男なのだと思っていた。
親の事情で海外での生活をし、必然的にバイリンガルとなり、
バスケットボールの才能にも恵まれている。
そう思っていた。

しかし、本当の鍵冨太雅は努力の人だ。

それも、努力をし続けられる人だ。

その時、必要なものは何か。求められているものは何か。
をしっかりと察知し、努力をし続ける。
多くの苦労もある中で、しっかりとそれを順を追って乗り越えてきたのだろう。

そして、これから先、自分がどんな道に進むのか、そのために何が必要なのかをしっかりと客観視し、限られた時間でより自分自身を成長させていける。

日本でもこれからのキャリアプランを考え、しっかりと活動をしている。

「すごいね!」と伝えると

謙遜しながら、屈託のない笑顔で笑う20歳の青年から、私達も学ぶことがたくさんあると感じた。

だからこそ、私も全力で鍵冨太雅を応援したいと感じている。

バスケでアメリカを目指す=NBAというイメージがある。
しかし、それだけじゃないことに僕らは気づかないといけない。

アメリカの大学で行われている教育と日本の大学で行われている教育の違い
(もちろんどちらにも長所と短所がある)
学生レベルでのバスケットボール、スポーツの環境、社会的立ち位置、そして勉学や人種、宗教など、人間としての学びの部分が間違いなく大きいということを。

それらを知っていくことが、本当の意味での日本バスケ発展に繋がると私は思う。

だからこそ、これを読んでくれた皆さんに伝えたい。

鍵冨太雅のこれからを一緒に応援して行こう!」と。
そして、いろんな視点から海外に目を向けていこうと。

なぜなら、その応援で私たちも多くを知ることができる。
そして、その応援が鍵冨太雅の背中を押し、彼がより成長する力になるのなら、そんな素晴らしいことはないと思う。

何より、鍵冨太雅のこれからの成長と活躍を、きっと名将田中國明先生もいつも応援しているはずだから。


各選手のSNS


猪狩渉
twitter
https://twitter.com/chuckwataru
Instagram
https://www.instagram.com/wataru_4/

長谷川暢
twitter
https://twitter.com/n1o2b2o1_h?lang=ja

酒井達晶
twitter
https://twitter.com/basketatsu3
Instagram
https://www.instagram.com/tatsubaske3/

鍵冨大雅
twitter
https://twitter.com/tkagitomi
Instagram
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中山大輔
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「若手プレイヤーの葛藤と挑戦」について話したものを抜粋

鍵冨太雅1on1動画

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