「やまもんトーーク」から学んだバスケットボール





目次


  • 自分史上1番の挑戦的オフ
  • 毎日続いたメッセージと電話のやりとり
  • 地元のためにできること
  • ブレなかった想い
  • これからのレバンガ北海道とファンの挑戦

こんにちは、宮本です。
今回は、
6/1 in TOKYO
以下 in TOKYO のレポート
やまもんトーーク in TOKYO レポート

6/12 in SAPOORO

で開催させて頂きましたレバンガ北海道山本柊輔選手
「やまもんトーーク」

企画、運営させて頂き、それらを経験して感じたことを共有させて頂きたいと思います。

まず、何よりレバンガ北海道様、様々な関係各位の皆様、参加して頂いた皆様、応援してくれた皆様、そして参加者の皆様が楽しんでくれるように1から準備を行ってくれた本柊輔選手のおかげで素晴らしいイベントが行えました。

本当に心から感謝申し上げます。

今回は、宮本目線でこのイベントを通じて感じたことを書いて行きたいと思います。
長くなると思いますが、ぜひ最後までお付き合いください。




自分史上1番の挑戦的オフ


「自分史上1番の挑戦的オフ」
この言葉を見た瞬間、僕も挑戦しよう!という気持ちになったことを昨日のように覚えています。

この言葉は、山本柊輔選手がシーズンが終了し、オフシーズンに向けて発信したSNSでの言葉です。

僕自身は今シーズンから
87Basketball Lab
http://87basketball-lab.com

そのサイトの中で
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール
http://87basketball-lab.com/category/levanga/

を連載していて、その根底にあるものが

ブースターがバスケを学ぶことでチームも強くなる。
もっと言えば、バスケを通じて地域が元気になっていくきっかけになる
と考えて発信をしています。

また、ちょうど、5月からレバンガ北海道カリスマブースターと呼ばれる
ズボンさんとレバンガ北海道をファン、ブースターの立場で発信していくコンテンツ

EXTRAPASS
http://extrapass.net

をスタートさせるところでした。



選手が挑戦する!!という発信を見て、バスケやレバンガ北海道を発信している自分としても、
新しい挑戦をするべきではないか。

はっきり言ってダメ元で、オファーの連絡をさせてもらいました。
もちろんその連絡をする前には葛藤だったり、怖さもすごくありました。

それでも、シーズン終盤の山本柊輔選手の熱い気持ちが見えたコートでの姿
それを思い出し、僕自身の気持ちも動かされた。
そんな彼のバスケに対する想いだったり、プレーの中で考えていること知りたい。

それがこの「やまもんトーーク」のスタートラインでした。




毎日のように続いたメッセージと電話のやりとり


まず、当たり前ですが、このイベントに違和感を覚えるところがあります。

それが、「東京開催」という部分です。
北海道のクラブが東京でイベントをするというのは、おそらく前例のないことでした。

しかし、やりたい!と思ったら、やりたい。笑
これが僕の性格です。笑

その中で、クラブの担当者の方も非常にご理解、ご尽力頂き、
様々なアドバイスまで頂きました。

よくレバンガ北海道はファン、ブースターが優しいと言われます。
僕もそれを感じますし、正直言えば、そのままでいいのか…
という疑問を感じたこともあります。

ただ、それ自体は北海道らしさであり、長所でもあると感じています。
今回のイベントを通じて、すごく感じたことは、関わる誰もがレバンガ北海道というクラブを純粋に愛しているということです。

クラブスタッフの方とやりとりをさせていただく中で、
本当にレバンガ北海道とバスケが大好きなんだな。と感じました。

どのクラブもそこは同じだと思います。
その中で、道民性のようなものが、北海道は「優しさ」なのだと改めて感じました。



開催の許可をいただき、そこからは毎日のように山本柊輔選手とのやりとりが始まりました。
イベント内でも、僕が

「今回のイベントに関しては山本柊輔選手が全て作ってくれました」

と話してた部分は本当にそのままの言葉であり、本当にすごいことだと思います。

僕自身、簡潔にまとめることが苦手で、気になったことをすぐに聞いてしまう人間で、
何度も何度も提案したり、確認したりしましたが、山本柊輔選手は全く嫌がることなく、

時に僕の長い話に付き合ってくれました。笑

バスケットボールも同じですが、
コミュニケーションをとり、イメージを膨らませて行く中で、
そのイメージがどこかでカチッとはまった時

そういう瞬間も今回のイベント前に何度かあり、それは僕の中ですごく心地よい
というか…

バスケでいうと絶妙なアシストからのシュートが決まったような、
ワクワクするような時間が過ごせました。

また、僕自身は、山本柊輔選手の冷静でありながら、言葉の節々に感じる熱い気持ち、想いに触れることができたのは、僕の中の学びとなり、かけがえのない経験になりました。




地元のためにできること


僕自身、東京に住んでいて、地元である北海道、レバンガ北海道をある意味で外から見ています。
ズボンさんともよく話すのが、

「外から見ているからこそ、できることがあるのではないか。」

ということです。

その中で、僕は「北海道出身、道産子」ということで、北海道のために自分ができることはないのか。

その想いが年々強くなっていることを感じます。
ただ、それと同時に想いだけが突っ走ることは良くないなとも感じます。

バスケットボール同様、スペーシングだったり、チーム内の役割の重要性、動き出すタイミングなど
必要な時に必要なことをすることが大切だと思います。

ただ、僕が時に感じることは、北海道にレバンガ北海道というクラブを残してくれた

「折茂武彦」

という存在がいます。
彼はクラブのレジェンドであり、社長であり、北海道にプロバスケを根付かせ、残してくれた。

しかし、10年以上の歴史、Bリーグが始まり、3年がたち、僕の中で

道産子はそんな「折茂武彦」という存在にどこか甘えてやいないか。
そう感じたのも本心です。(個人的な感情です)



もちろん色んな人が色んな想いを持って活動をされていて、全てが素晴らしいと思います。
ただ、時代の流れ、Bリーグという新時代の幕開け
そこにレバンガ北海道をはじめとする北海道の魅力をもっと道産子が発信してもいいのではないか。

そう日々感じています。

その似たような想いを今回、山本柊輔選手から感じました。

彼の出身は静岡ですが、6/9に静岡のBリーガーを集めた

「B×Shizuoka×Dream」

を行いました。
山本柊輔選手もミーティングを重ねる中で、「地元静岡」への言葉が節々に出てきました。

「B×Shizuoka×Dream」 の動画

やはり、それぞれが生まれた地元に愛着を持ったり、そこを離れて生活をしていれば、
心のどこかで「地元」に想いを馳せることがあるのだと思います。
もし、自分に何かできることがあるなら、僕自身も「地元」のために何かをしたいと思うし、

山本柊輔選手のように誰かに影響を与えれられるプロスポーツ選手であるのなら、
なおのことだと感じます。



ある意味、ブースターという立場で見れば、
プロスポーツにおける応援するクラブなどは自分達にとっての特別な存在です。

その中で、レバンガ北海道は「折茂武彦」という道産子ではない存在がプロクラブを根付かせ、残してくれたからこそ、北海道、道産子以外の方からも人気のあるクラブだと感じますし、ある意味の特別感のようなものを僕は感じています。

間違いなく、「折茂武彦」という人間とその周りに集まった人々にって、これだけ愛されるチームが北海道にあるのだと。

個人的に今回の「やまもんトーーク」を通じて、山本柊輔選手の言葉に触れて、
バスケに対する真摯に向き合う姿勢や些細な気遣いなど…いろんなところから
自分にとっての「地元」や応援するクラブという存在、バスケというものをもう1度考えるきっかけになりました。

そして、「道産子」が北海道、レバンガ北海道のためにできることは
まだまだたくさんあるのではないか。

そんなことも感じることができた時間でした。




ブレなかった想い


今回、自分で言うことに恥ずかしさもありますが、
「やまもんトーーク」は東京も札幌も本当に大好評でした。

東京30人(後日10人増員)
札幌30人(最終的に70人まで増員したよう)

これは何よりも、レバンガ北海道様と山本柊輔選手の力です。
本当に感謝しかありません。

ただ、その中で、僕が絶対にこれだけは…と考えた

「ブレなかった想い」

があります。

僕はバスケの指導者も10年ほど行ってきました。
その経験の中で、絶対に「ブレてはいけないことがある」ということを学びました。

今回は2つの想いです。

まず、僕が打ち出したい「学ぶ」という大前提が絶対にブレないこと。

ブースターが学ぶことでチームも強くなる…
と最初にも書きましたが、個人的に掲げているその想いが絶対にブレないこと。
そして、何かしら参加してくれるみなさんが、

「この学びを活かしたいから、早く来シーズンがきて欲しい!!」

と思ってくれるようにしたいと考えました。



今、Bリーグではファンイベントのようなものはたくさんあります。
その中で、「バスケを学ぶ」というものはなかなかありません。
その難題を山本柊輔選手にお願いしたわけです。

どこまで伝えるか。どう伝えるか。など、山本柊輔選手は参加してくれるみなさまのことを考えながら、すごく頭を悩ませていました。
山本柊輔選手に大きな負担をかけることになってしまいましたが、山本柊輔選手もその想いを理解してくれ、汲み取ってくれ、必死に考えてくれたことは本当に嬉しかったです。

そして、もう1つがそんな「山本柊輔選手の想い」を絶対に最優先することでした。
実際、それが最優先できたかは聞いてないのでわかりませんが、

山本柊輔選手がこのオフを

自分史上1番の挑戦的オフ

と打ち出し、その中で、この「やまもんトーーク」に挑戦してくれた以上、
彼自身もこの企画に魅力を感じ、挑戦する狙いや想いがあるはずです。

僕は彼の想いを至るところから気づき、汲み取り、その想いをサポートし続けていく。
その責任や覚悟は絶対にブレないようにしよう。

そう決めていました。
(カッコつけてる感じになっていますが笑)



もちろん、それでも迷惑をかけてしまったことはたくさんあります。

その中で、本当にレバンガ北海道様や山本柊輔選手がいろんな気遣いをしてくれたことは本当にありがたかったです。
特に東京開催はズボンさん含め、多くの仲間がサポートしてくれたことは
今回のイベントを成功させる中で、本当に大きな助け、力となりました。

当たり前ですが、大変なこともたくさんありました。
その中で、多くの方の協力の中、この「ブレなかった想い」

それを持ち続けられたからこそ、やり切れたという気持ちとともに
みなさんに楽しんでもらえるイベントになったのではないかと思っています。




これからのレバンガ北海道とファンの挑戦


今回の「やまもんトーーク」を企画させてもらったことによって、僕は自分自身が
北海道が大好きで、レバンガ北海道やバスケが大好きだということを改めて感じさせてもらえる時間になりました。

今以上に僕らはこの北海道にあるレバンガ北海道というクラブに誇りを持っていいのではないか。

そう感じています。

しかし、シーズンの結果に目を戻せば、決して満足行くようなシーズンではありませんでした。

その中で、レバンガ北海道もこのオフシーズン
ある意味で挑戦的なオフを過ごしていると感じます。

Bリーグ4年目にかける想いは、どのクラブもそうですが、非常に強いものを感じています。



ここからは本当に個人的な部分になりますが…

その中で、道産子として、ここまで長くバスケに関わってきた1人として、
今、北海道を発信する1人として…

自分に何ができるのか。

そして、それはファン、ブースターもレバンガ北海道を応援して行く中で、
自分達にできることはなんのか。

そんなことを考え、挑戦して行く時期なのかもしれない。
個人的にそう感じています。

レバンガ北海道というクラブとともに、北海道は全国や世界にその魅力をもっと発信していける。

その中で、僕は何ができるのだろうか。

きたえーるを見渡せば、レバンガグリーンに会場が染まり、
きたえーるに響く「がんばれレバンガ」の応援は、もはや北海道を代表する1つの文化と言えるかもしれません。

当たり前のような光景は、決して当たり前ではなく、そこにレバンガ北海道や、北海道への想いがあるからこそ、繋いできたものがあるからこその光景なのだと感じます。
そして今回、東京開催となったわけですが、関東のレバンガ北海道の試合も、関東に住むレバンガ北海道ブースターの方々が会場にたくさん駆けつけます。

そんなクラブはなかなかないと思います。

だからこそ、今、いろんな感情とともに僕らも前へ

来シーズンもレバンガ北海道とともに。

1歩ずつ前に進んでいきましょう。

「やまもんトーーク」から学んだバスケットボール

間違いなく僕らのバスケIQを高めてくれ、今よりももっとバスケが楽しく、

そして、さらなる新しい発見をあなたのバスケ人生に見つけてくれるはずです。

改めまして、今回本当に様々な方のご協力があり、「やまもんトーーク」を開催できました。
心から感謝申し上げます。

そして、これからも87Basketball Labは「バスケを学ぶ」という観点、それが北海道の魅力の発信やバスケ文化の成長に繋がると信じ、レバンガ北海道、山本柊輔選手を応援していきます。

本当にありがとうございました。





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