- ゲーム1の振り返る
- 準備と遂行力
- らしさが強さに繋がる
- 滋賀の課題
こんにちは、宮本です。
宮本的今年の推しチームの1戦である
三遠ネオフェニックス vs 滋賀レイクスターズ ゲーム2
ゲーム1についてはこちら
第10節 三遠ネオフェニックス vs 滋賀レイクスターズ
Bリーグの日程上、ゲーム1の翌日にゲーム2が行われることが多く、前日の試合の影響というのは確実にゲーム2に影響を及ぼします。
このゲームはそれぞれにとって1つのターニングポイントになるかなと感じました。
そういう意味で、きっかけをつかんだのは三遠だったかもしれません。
この2ゲームを通じて、感じたことを少し共有していけたらと思います。
ファンの方にとっては目を覆いたくなることも書くかもしれませんが、良かったら最後までおつきあいください。
目次
ゲーム1の振り返る
まずゲーム1を簡単に振り返りたいと思います。
第10節 三遠ネオフェニックス vs 滋賀レイクスターズ
内容としては、滋賀が非常にいい入りをしました。
1人1人の距離感がよく、ボールがよく動き、スペースを潰さない。
滋賀は悪くなると外国籍選手がボールを欲しがり、ボールが止まってしまう。
外国籍選手が止まることでスクリーンの連動がなくなるので、狩野選手や鹿野選手などのアウトサイドシュートの威力が半減するという負の連鎖が起きてしまいます。
昨日は本当にいいテンポでバスケットが作れたのですが、後半、そして4Qになるに連れて、苦しい展開になりゲームを終わらせてしまいました。
三遠は逆に三遠らしさが失われた入りでした。
注目されたのはチルドレス選手の復帰だと思いますが、チルドレス選手がやはりフィットすることは難しく、それでも、後半はチルドレス選手個人の力の大きさも感じました。
後半は完全に三遠がいい流れを作り、その終わり方が両チームにとってゲーム2にどんな影響を及ぼすか…
ミーティングなどでいい準備ができるのか。
そこがゲーム2のポイントになる
という話を昨日書かせもらいました。
それを踏まえたゲーム2だったわけですが、結果は三遠の完勝と行って良かったと思います。
準備と遂行力
まず、コンディションという理由でしたが、三遠がチルドレス選手を休ませてきました。
理由はどうあれ、三遠らしさを再確認する意味でもこのメンバー編成は藤田コーチは素晴らしい判断だったと思います。
何より、マクドナルド選手は今、三遠にとって非常に大きな役割を果たしています。
今日もそうでした。
特に、昨日の敗因の1つに滋賀のインサイド選手の強さがあると思います。
そこが気持ちよくプレーさせた結果、テンポよくボールが周り、外国籍選手もスクリーンなどもテンポよく打つれました。
そこで、三遠の藤田コーチはおそらく滋賀の弱点であるG陣のボールキープに強いプレッシャーをかけながら、ポイントとなる外国籍選手の所に圧力をかけました。
個人的には素晴らしい采配、三遠の準備と遂行力だったと思います。
滋賀はここにまんまとハマってしまったと思います。
もちろん滋賀も準備はしたと思います。
純粋にそれ以上の意識の高さで三遠が準備をし、しっかりその采配をチームで遂行してきたことがあげられると思います。
昨日あんなにもいい距離感でバスケットができていた志賀のインサイドとアウトサイドの距離感が遠くなったことで、形勢逆転が起こりました。
さらにまだフィットしきれていないチルドレス選手を下げることで、三遠らしいバスケットボール(ざっくりいうとハードなディフェンスとオフェンスの連動性、太田選手がオフェンスリバウンドを頑張る。アウトサイドシュートをチョイスしたときはある程度オフェンスリバウンドを捨てて、ディフェンスに切り替える)
を取り戻したことは三遠にとって、チルドレス選手が加入しても、進む道をしっかりと再確認できたのではないかと感じます。
らしさが強さに繋がる
三遠のらしさはそのまま強さとして=になっていくと僕は感じています。
三遠や滋賀は戦力としてものすごく強力なメンバーが集まっているわけではありません。
北海道や京都などにも感じる部分です。
その中で、チームとしてどんなスタイルを共有し、実行して行くのか。
ということが、戦って行く中で必要だと僕は思います。
もちろんそこには賛否両論あると思いますが、昨日京都が渋谷に1点差で勝利しましたが、それは京都が自分たちのやり方を信じて、全員で実行していることが勝利につながったと思います。
僕として、そのチームとしてのらしさが強さに繋がると考えています。
もちろん、それが全てではありません。
ただ、三遠はそれを示すべきチームとしてものすごく価値があるスタイルのチームだと思ってます。
チルドレス選手個人はものすごい選手で、魅力的ですが、それでも、ここまで積み上げたものにうまくフィットさせていってほしいなと思いますし、マクドナルド選手とドジャー選手の2人の外国籍選手は今の三遠にとって、戦術をしっかり遂行する強力な戦力だと感じます。
また、三遠のらしさの1つに太田選手のスタッツにならない部分やG陣はサイズがないですが、アタックする力、そして、シューターの存在など、太田選手を除けば、代表クラスではないけれど、一芸に秀でた選手が揃っているのが三遠だと思います。
そういうらしさを示し続けていってほしいなと思います。
今日はそういう意味でも、ものすごく価値のあるゲームだったのではないでしょうか。
滋賀の課題
一方滋賀ですが、本当にゲーム1の前半はよかっただけに悔しいです。
(なぜお前が悔しいとかはおいておいてください。笑)
滋賀の課題として、日本人選手と外国籍選手の距離感があると僕は感じています。
フィッシャー選手とラワル選手は非常にミドルシュートがうまいインサイド選手ですが、やはりリングに背を向けてボールをもらってから仕事をするタイプです。
そのなかで、PGがうまくエントリーすることがものすごく大切で、いいフロアバランスでパッシングゲームを作ることで、活きるのが狩野選手や鹿野選手のアウトサイドシュートだと思います。
個人的に狩野選手がキャプテンですが、自分がエースだというくらいの気持ちをもっと出してもいいのではないかなと思います。
他のチームにも言えることですが、やはり悪くなるとインサイドの外国籍選手に入れよう
というバスケットが強く出てきます。
しかし、それが各チームにとって最良の選択なのかは疑問です。
特に滋賀にとっては、外国籍選手がリバウンドにも優れているので、狩野選手や高橋選手がエースだという気持ちはあっていいのではないかなと思います。
特に高橋選手は代表合宿に呼ばれましたが、彼がかなり鍵を握っているのではないかなと思います。
フィッシャー選手も走れる選手ではないので、1試合を通じて、得点を期待することは難しいと思います。
そうなってくるとやはり、フィッシャー選手をうまく使って、日本人選手がどれだけ得点を取れるか。
PGの得点力も強いわけではないので、パッシングゲームでスコアして行くためには、やはり、スペーシングがかなり重要になってくると思います。
夏のトレーニングでもそのような練習をしていただけに、ヘッドコーチもそういう方向性を示していると感じます。
昨日と今日ではスペーシングの違い、そしてスクリーンにくるタイミングにかなりズレがあったので、そうなってしまうといいオフェンスが作れずに、個人のタフショットの連続になってしまいます。
その辺りが滋賀の課題として、どうやってチームがいい距離感を作って行くのか…
昨日が良かっただけに悔やまれますし、相手がプレッシャーを強めてきたときに、滋賀がどう戦うのかは対策が必要だと思います。
この2チームは今後も追いかけて行きたいなと思います。
ブースターの皆さんも色々思うことはあると思います。
僕の視点が全て正しいわけではありません。見えてない部分もたくさんあると思います。
ぜひ、良かったら、考えや感じていることを共有できれば嬉しいです。
この2チームは個人的にもっと注目が集まってほしいクラブです。
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