目次


  • 46年の経験から感じるバスケットボール文化の違い
  • ウィスマンHCが考えるコーチングに大切なこと
  • 横浜ビー・コルセアーズの新しい船出
  • どこまでがチームなのか

こんにちは、宮本です。
今回は8/10に行われました

SUNNO夜活講座
横浜ビー・コルセアーズのチームを通じたファンづくり
HCトーマス・ウィスマン

に参加してきました。



参加する前から個人的にすごく興味深く、素晴らしい活動だと感じました。
ファンはチームを応援するというのは、実際にアリーナに
ゲームを見にいくということだと思います。
プロクラブにおいてアリーナがファンで埋まっているということも大切なことです。
現在そのような集客力でも、クラブ間差がで始めたことは事実です。
ただ、これからはそのファンをアリーナに集めることの中に
そのクラブの質というもの問われていくと僕は感じています。

それに伴い、アリーナを埋めるファンもその質
要はクラブが目指すべき方向に一緒に進んでいけるファンであるか
ということが問われてくるのではないかなと考えています。

そういう中で、今回、シーズン前に就任したHCの
人間としてのストーリーや哲学、今考えていること
チームに就任に至るまでを経緯など
記事でも読むことはできますが、実際に面と向かい、
本人の言葉できける機会は本当に素晴らしいものだと感じました。

今回は参加して感じたことを僕なりに発信して行きたいと思います。



46年の経験から感じるバスケットボール文化の違い


日本だけでなく、アジア、ヨーロッパでも実績を持つトーマス・ウィスマンHC
(以下ウィスマンHC)はコーチを初めてから46年の時間がたったそうです。
今回、その中で多くの経験をし、その全てを話すことはできないけれど、
一部を紹介していくれました。
ウィスマンHCも自分自身で、46年コーチを続けてこれたこと、
また、その中で23回の優勝経験を自分の誇りに感じていると話していました。

ウィスマンHCは14歳の時に、身長が188センチまで伸び、同年代の中で
頭1つ抜けた存在で、センターを務めていたそうです。
本人もジョークを交えながら、そこから1センチも伸びることがなく、
センターからフォワード、そしてガードとポジションが変わって行き、
最後にはポイントガードとしてプレーしていた。
今じゃ、当時よりも縮んでいるよ!
と場を和ませてくれました。

しかし、その全てのポジションを経験していることが、
自分のコーチとしての強みとなっているそうです。
早い段階から、自分はプレイヤーよりもコーチの方が向いていると
感じたそうです。

日本も今では最初からコーチとして学び始める人が増えました。
しかし、まだまだ選手だけの視点、未来図のバスケットボールがほとんどだと感じていた
自分にとってウィスマンHCの経験や話は彼が20歳前後ですでに
自分自身を向き合う強さと冷静、客観的視点を持っていたことを強く感じ
日本という国でもプレイヤー視点以外のバスケットボールの発展が
他国のスポーツ文化との違い1つだと感じています。

コーチや審判を身近に感じる環境、学ぶ場所の増加が
もっと必要なのだろうという考えをより強くする時間になりました。 



ウィスマンHCが考えるコーチングに大切なこと


みなさんがコーチングで大切にしていることはなんでしょうか。
もしくは、コーチングを受けているときに、このコーチはいいなと感じる
のはどんな時でしょうか。

僕自身もここ数年このテーマを自分自身で常に自問自答しています。
最近ではアメフトやボクシングの問題、チアリーディングも出てきました。
少し遡れば、バスケットボールでは桜宮高校の問題など
スポーツの指導者、指導環境を考えていく転換期にいま来ていると思います。

僕自身も部活動を教えていた頃、自分が経験したきつい練習を
やらせることが勝利に必要だと考えていました。
実際、全く勝てず、退部者も続出し、夜も寝れなくなった経験があります。

TOKYO ANDERSEN時代も最後はもう泥沼状態になり、
会話が成り立たなくなりました。笑
全ては僕の失敗の重なりが全ての原因です。
暴言を吐いたり、ものに当たったこともあります。

その全てが何か一歩間違えれば、メディアを賑わす問題になっていたのかもしれません。
それは大げさな話ではなく、コーチとはそれだけ責任が重く、
選手や子供たちの人生を預かっているということです。
それはコーチをしている時も常々考えていましたが、自分自身をコントロール
する力が明らかに足りませんでした。
自分自身のチャレンジが裏目に出て、選手を追い込むこともありましたし、
事実を伝えた結果、追い込んだ選手もいました。

正直、保護者や選手などから見れば、僕のようなコーチに苛立ちを感じる
部分が多くあると思いますが、時代背景などを含め、すごく難しい時代だと思います。

いいコーチングとはなんなのでしょうか。
この答えは当たり前ですがありません。
コーチの数だけ存在し、関わり方や関係性でも変わって来ます。

個人的にはいいコーチとはこういう人!!のようなガイドラインは
傾向や常識的な部分ではまとめることができますが、
答えがないものを答えにするのは間違っているのかなと感じます。
またその結果、保護者の方などがそのガイドラインからずれた人は
悪いコーチなのではないのか。と考えていることも
ときに出会います。

これは学ぶべき部分を学び、研磨し、人間的な部分
さらに言えば、そこは日々失敗と成長を繰り返していくものであるので、
保護者や指導者、選手、周りの環境がお互い学び合い、
コミュニケーションをとる環境を日本はもっと増やしていく必要が
あるのではないかと考えています。
コーチを指導する人の存在やいいコミュニケーションを取れる環境を
コーチの方も求めたり、探さなくてはいけないと思います。

さて、話が脱線しましたが笑
ウィスマンHCが考えるいいコーチは
育成できるなどいろいろあるが、間違いなく勝利することだ。
と言っていました。
これはプロのコーチならではの考えかもしれません。
しかし、その勝利することというの勝てばいいだろ?という
浅はかなものではありませんでした。

コーチングとは勝利することが最も重要であり、
その後のウィスマンHCの話から考えると

勝利するためには様々なこんなにチャレンジし、悪い問題を解決する。
そして、信頼を構築していくことが何より大切だと教えてくれました。

この 信頼 という言葉がウィスマンHCの口から何度も繰り返されました。
それだけ勝利するためにはこの信頼が必要であり、
信頼は片方ではなく、お互いが信頼し合わないといけないということも
強く言っていました。



横浜ビー・コルセアーズの新しい船出


他にもここには書ききれないですが、ウィスマンHCの46年の経験から得たものを
聞かせてもらいました。
日本でエピソードなどは実際に僕らが知っている場面で
彼自身がどのように考え、感じていたのか。
彼自身が信じて積み上げて来たものがどのように形として
現れたのかなど、すごく僕としては面白い話でした。

ウィスマンHCがHCを始めた頃から変わらないものもあれば、
その都度アップデートされていったものなどいろいろあり、
もっと時間があれば、多くのことを話せるけれど、時間が決まっている
とジョークもあり、コーチとしてだけでなく、その経験は
人間としての深みもある方なのだと、実際に話を聞いて感じました。

横浜ビー・コルセアーズはBリーグになり、毎シーズン残留プレーオフを
戦うクラブです。
昨シーズン18勝44敗
それでも1試合の入場者数はリーグで5位のクラブである。
ウィスマンも横浜にはクラブとしても、都市としても可能性がある。
ただ、少し年齢が高い選手が多かったので、若い力への入れ替えが必要だった。
1年目から優勝するのは難しいが、自分も3年の時間をもらったので
しっかりと若い力を育成し、優勝できるクラブを目指したい。
また、自分は3年の契約が終わる時コーチとして49年になるので、
結果を残して、50年目のシーズンも送りたい。
とジョークも交えて話していました。

質疑応答の時にはビーコルファンの方々の質問を丁寧に答えて、
ここに書いていないもっとコアな話や、興味深い話もたくさん聞けました。

僕自身、昨シーズンオフに当時、ACからHCを2年連続で担った
尺野さん(現広島HC)からバスケットボールを学ばせてもらったことをきっかけに
横浜を追いかけていました。
シーズン途中からのHCという難しい状況もあったと思いますし、
それを2年とも残留させた尺野HCの力は僕はものすごいものだと感じています。

そこから横浜が今回、昨シーズン途中からアドバイザーとしてチームに帯同していた
ウィスマンHCと契約を早い段階で結び、さらにそれが3年の契約
チームもメンバーがガラリと関わった中で、
コアなメンバーにウィスマンHCと日本代表や栃木時代に仕事をしている
選手がいる中で、チームとしてどのような船出を切るのかは
非常に実物だと思います。

ウィスマンHCの能力に疑いはないと思います。
ビーコルブースターは期待している方が多いのではないかと思います。
それは今回のウィスマンHCの話を聞いて、僕自身も感じた部分でもあります。
まずは残留争いから抜け出し、中地区のダークホース的存在になって欲しいと感じました。



どこまでがチームなのか


何より、今回このセミナーに参加して感じたのが、
チームの芯の部分の大切さを感じました。
どこまでがチームなのか。僕は結構そういうことを考えるのが好きなのですが、

ビーコルは昨シーズン横浜文体のゲームに行きましたが、
本当に素晴らしいブースターの存在がいるクラブだと感じました。
もちろんどのブースターが素晴らしい。
あそこはちょっと違うとかではありません。

横浜はすごく横浜らしさを感じました。
自分たちの盛り上げ方を自分たちで作ろうと感じたのが
横浜のブースターの方々でした。
勝てない中でも、リーグ5位の来場者数を誇るのは
ビーコルという存在が横浜の誇りの1つになっている
また、横浜という土地の良さなのではないかと感じています。

その中で、このように変わったばかりのHCの話を聞く機会があり、
(ACのイベントも毎年ありますね。)
など、コート外でもファンとチームが信頼を積み上げていくモデルがたくさんある
クラブだと感じました。

何より、前HCの尺野さんも本当にバスケに熱い方で、
人間的にも優しく素晴らしい方でした。
今回のウィスマンHCも今回のセミナーの最後にもっと近い関係で
みんなで議論しようとテーブルを取っ払い、
円になり質疑応答の時間を設けてくれました。

それって、すごくチームなのではないかな
と感じました。
ウィスマンはすでにここに来てくれたビーコルブースターと
いい関係を構築し、一緒にチームを作っていこうとしてるのかもしれません。
何よりもそのような活動によって、失敗もあるのでしょうが、
ブースターもチームを知る機会が増え、なぜそうしたのかを知ることができ、
バスケやチームのあり方を学んでいくのだと思います。
それがビーコルの強さになっていくのだと僕は感じています。

それが他のチームにはない。
ビーコルの素晴らしさなのだと感じました。

ウィスマンHCがブースターを巻き込んで横浜を
より一層1つの素晴らしいチームにした時、
横浜ビー・コルセアーズはBリーグに新しい風を
巻き起こす存在になるのだと僕は感じています。



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