受け継がれていくものを考える 浜田省吾

こんにちは、宮本です。
突然質問ですが、

皆さんは影響を受けた人は誰でしょうか

いろんな人がいると思います。
親や友人、恩師と呼べる先生やコーチなど
そして、実際には関わりのない
誰かからも僕らは影響を受けると思います。

以前、エルトラックさんのジュニアバスケットボールサミットの
特別講演を聞かせてもらった時も考えました。

僕ら自分を作り上げていく過程の中で
必ず、誰かの影響を受けて
そして、いつかは自分自身も誰かに影響を与える
そんな存在になるのだと思います。

それが受け継がれていくもの

なのではないでしょうか。
僕も、TOKYO ANDERSENというチームを昨年度までやっていましたが、
それ自身は僕が札幌時代に思い入れのあった
OJINZというチームで、自分が何もできなかったことへの後悔や
2010年に亡くなった恩師の想いを受け継いだものでもありました。
そして、
いつかここで学んだこと、
ここで感じたこと
そして、変わらぬ想いを持って
誰かがチームを続けて欲しい
と願っていました。

しかし、残念ながらそれは今の所受け継がれることはなく、
受け継ぐことの難しさを強く感じています。

もっと言えば、
受け継いでほしいということが
気づけば自分の勝手なエゴになっていたことにも
気づかずに、やらせる
自分は間違ってないと思い、
チャレンジしろ
と言い続けてきた自分の愚かさを
今、すごく感じています。

でも、それでも、誰かの心の中に
いつか何かが芽生えてくれないか
行動を起こしてくれないかとも思ってしまいます。

そういうのは、今の時代、
期待されたくない子が多い子たちにとって
うざったいものでもあることを
理解しつつです。

自分はバカなんだろうなと笑
同時に、現時点での自分の力のなさを痛感する

これは、Mr.Childrenの桜井和寿さんが
尊敬する浜田省吾さんの30年ほど前の名曲

僕と彼女と週末に

をカバーした時の映像です。

この曲を知らない人の方が多いかもしれませんが、
僕はこれはふと、何か壁にぶち当たる時、
いつも聞いてしまう名曲です。

桜井和寿さんが唯一JPOPで聞いていて
影響を受けたと言っているのが、この曲を作った
浜田省吾さんです。

そして、桜井和寿さんには多くのアーティストが影響を受けているでしょう。

僕は母が浜田省吾さんの大ファンで、
僕が生まれる前から曲が流れていて
車でもいつも流れていて
ほとんどの歌を知っています。
スポーツなんかでも言いますが、そういう影響、環境により
性格や考え方、能力なんかが形成される部分が少なからずあると思います。
特に音楽には言葉がある。
僕のめんどくさい性格はそういう部分からきているのかもしれません。笑

そして、僕はコブクロが好きなんですが、

コブクロが影響を受けたのが、Mr.Childrenです。
(逆にMr.Childrenに影響を受けない方が少ないかも…)

結果、嫌でも、受け継がれていると思うんです。

浜田省吾→桜井和寿→コブクロ

これは、母→僕

という関係と関係性を持つわけです。

マザコンっぽくなるので嫌ですが笑
母の影響をどこでどう受けたかは、まだ不明な点があります。
しかし、1つはっきりしていることが
この音楽で浜田省吾に多くの影響を受けた人の音楽が
今、僕に多くの影響を与えていている

その根底にあるのが、浜田省吾なわけです。

そして、この曲は今僕がものすごい考え、悩んでいる部分
とリンクする

このうたの始まりは

この星がどこへ行こうとしているのか
もう誰にもわからない
力と力のシーソーゲームから
降りることさえできない
人は一瞬の刹那に生きる
子供は夢見ることを知らない

これは、まさに今の、現代の景色ではないのかと
それでも、守りたいもの
伝えたいことがある

でも、その方法は想いだけでは
届かない世の中になっている気がします

今の社会問題
それをまさに物語っている歌であり
そして、それでも、
大切な人を、そんな世の中から守りたいと

浜田省吾の歌を
尊敬してやまない桜井和寿が歌う

とても30年前の歌とは思えないこの歌は
受け継がれていく必要があるのではないかと思います。

しかし、僕も約10年。
学生、育成年代と接してきました。

しかし、この歌のように
どんなに思いを伝えてたくても
届かないことが多くあります。

もちろん全てをわかってほしいとか
理解してほしいとは思いません。

伝わらないのは、届かないのは
僕自身の力や、伝え方の問題なんだと思います。

しかし、受けて側の観点も忘れてはいけない

考えられない
感じ取れない
行動ができない
拒否感覚の強い

そんな若年層が増えたのではないでしょうか。

しかし、そうなってしまったのは
そうさせてしまった影響を与えた人がいるとことです。

それでいいのかな
このままでいいのかな
といつも疑問に思います。

テレビをつければ
子供が巻き込まれる事件が流れ、
権力の奪い合いだけを繰り返す大人がいて
騙し合い
自分の都合ばかりを主張する
怖さを知らないまま成長していく子供は
自分自身や大切な何かを
さらりと自分の欲のために使い
恐れを知らない自惚れた大人が
当たり前のようにそこに漬け込む

でも、それでも、もうダメだなと
伝えない
という選択肢はないわけで
うまくいかないのなら、方法を変えて
何かを伝えていかなくてはいけない

信じる

ということ
いつか届くと

僕の文章よりも
この映像を見てもらった方がわかることがあると思います。

浜田省吾さんの歌を
そして、この歌を
桜井和寿さんが歌った理由や
歌ったことに意味あること

そして、この歌を
受け継いでいく
伝えていく必要があること

僕はそう感じています。

大切なこと
どんな時代でも
変わらないことがあるのではないでしょうか

結局は
欲に飲まれて
正義が気づけば悪に変わることにも
気づけなくなってしまう

黒ではなく、
限りなく黒に近いグレーであれば
平気だろうと

僕らはもっと
大切な何かを忘れずに
受け継いで
伝えていかなくはいけないではないかと

途切れてしまいそうな気がする

そんなことを考えさせられる
浜田省吾の名曲です

僕自身もある人から見れば
多くのことができる影響力のある人で
その中で、欲に何かを奪われてしまう1人であり

ある場所に行けば
まだまだ未熟でからっぽ人間であることを

忘れずにいたいなと思う

この星がどこ行こうとしているのか
もう誰にもわからない

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