目次


  • 分析をされる存在になったこと
  • 日本のディフェンスの崩し方
  • 執念

こんにちは、宮本です。

先日スウェーデンに快勝した日本。
しかし今回は惜しくもベルギーに敗戦。
(いや本当にすごい試合でした。)
試合直後なので、もう少し掘り下げて試合を見てみたいですが、簡単に感じたことを書いていきたいと思います。

今回の代表には
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ダブドリvol.8でインタビュアーを担当させていただいた富士通レッドウェーブの町田瑠唯選手もメンバー入りしています。

今回は簡単にそのゲームを振り返ってみたいと思います。




分析をされる存在になったこと


今回のOQTがベルギー開催ということもあり、スウェーデン戦とは違い、完全にアウェイ。ベルギーを応援する会場の声援はすごかったです。

その中で、1番感じたことはベルギーが日本をしっかりと分析してきたことです。

至極当たり前なことですが、リオオリンピックまではそこまで日本を分析している国はなかったように思います。

今回の1番の敗因はディフェンスが機能しなかったことだと感じました。

ディフェンスは日本バスケの生命線です。
そこが前半からあまり機能していませんでした。

確実に身長で劣る日本は機動力を生かしたディフェンス持ち味としていますが、この試合に関してはベルギーにうまく崩される展開が目立ちました。

簡単にいうと、それだけベルギーが日本戦に向けて準備してきたということ
今、日本バスケは間違いなく、世界から注目される存在であり、世界から認められた存在であることがこの試合で改めて証明されたのではないでしょうか。




日本のディフェンスの崩し方


具体的な部分になるとスクリーンプレーを守る時に行われるトリプルスイッチです。

3人がスイッチをしてミスマッチを最小化するディフェンスです。
日本はこれを得意としています。

しかし、このタイミングでベルギーはそのディフェンスをうまく崩す形を持っていました。

簡単に言えば、3人目のディフェンスが入れ替わる時に、その裏側にバックカットをしたり、逆に外に開いてきたり…

非常にタイミングよく動くことで、日本がディフェンスがほんの少しずつ遅れをとる。

結果的には簡単にゴール下を使われる場面が何度もありました。

その中で、日本も試合中に何度もコミュニケーションを図り、改善しようとしていましたが、うまく噛み合わずやられる場面が何度かありました。

日本がインサイドやピックからダブルチームに行くタイミングもベルギーはしっかり準備していたように感じました。うまくプレッシャーを避けたところでバックカットやバスケットカットで簡単に持ち込まれる場面がありましたが、今までの日本にはあまりみられなかったディフェンスでの綻びだったように思います。

ただ、ここはある意味ポジティブなことではないかと感じています。

本気でメダルを狙う日本にとって、強豪のベルギーが本気でホームで日本を倒しにきたことによって、まだ足りない部分や改善する部分が見えたことは確実にオリンピックに向けてプラスの材料になると思います。




執念


そして、なんといっても林選手の執念。
すごいとしか言えませんでした。笑

その思い切りよく放たれるスリーで24得点は世界のどの相手から見ても脅威になると思います。
20分の出場で8/13

(どこかのBリーグのチームの1試合分くらいの数字笑)

日本には間違いなくスリーポイントが必要で、この試合も17/35

おそらく30本から35本のスリーの試投が必要で、40%は決めたいはずです。

この試合もクォーターごとのバランスは良くないかもしれませんが、結果的にはスリーポイントは合格点の数字だと思います。

やはり、92点は取られすぎかな…という印象です。

ショットチャートを見ても最終的には日本がやるべきオフェンス、打つべきシュートは打てたように感じます。

しかし、要所要所でディフェンスでうまくいかなかった分がオフェンスにもよくない影響がありました。

それを林選手が終盤、オフェンスでこじ開けてくれたことによって、一気に試合の流れが変わりました。




ディフェンスだけでなく、そうやってオフェンスからも変えていけるだけの力があることを証明するゲームでもあったと思います。
(過去には本橋選手はもちろん、水島選手や藤高選手などもそんな存在、試合がありました。)
何より、そういう選手は必ず必要です。
薄々感じていた林選手のジョーカーとしての働きがここで証明されたことを嬉しく思います。
(あとはこの大会中に1つ突き抜けて欲しいのはひまわり選手かなと…個人的に)

試合には負けてしまいましたが、得られるものを得られた試合であったと思います。

次は連戦のカナダ戦になりますが、おそらくカナダも日本対策をしっかりとしてくると思います。

そこをどう戦ってくるか。

そんな日本の挑戦が改めて楽しみに感じるベルギー戦でした。


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