目次
- データから振り返る
- ACの役割
- アジャスト
- 桜井良太スタメン起用
- 希望者限定動画配信
こんにちは、宮本です。
第6節の大阪戦は1勝1敗でした。
個人的にはすごく良かったと思います。
この東京、大阪との3試合で、北海道の現在地やこれから必要な力、方向性などが見えてくると感じていました。
だから、もしも全敗でもそんなネガティブではないと考えていて、それ以上に内容が問われる3試合になると考えていました。
ゲーム1は残念ながら敗戦
これは大阪がしっかりと北海道をスカウティングしてきた印象です。
正直、北海道が準備していた以上に大阪の準備が良かったと感じています。
その中でゲーム2はしっかりと勝利
3試合という流れを考えれば、今後に向けてすごくポジティブな終わり方だと思います。
今回はそんな大阪戦の鍵になった部分を簡単に振り返りたいと思います。
データから振り返る
今回も2試合のデータを見ていきましょう。
ゲーム1
レバンガ北海道vs大阪エヴェッサ
割とずっと拮抗したいい試合だったと感じます。お互い良さも出つつ、悪さもありつつですが、最後に大きな流れを持って行ったのは大阪でした。
その1つにスカウティングがあると感じます。
明日もスカウティングが鍵を握るか…
そこに注目です。 pic.twitter.com/vYvmVFxkDA— 87Basketball Lab (@87basketball) October 26, 2019
Box score Bリーグ公式サイトから引用
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=4237
ゲーム2
北海道勝利!
前節の敗戦からしっかりとアジャストし、外国籍をかえ、スタメンをかえ、構築を少しかえ…序盤はゲームを支配!
もちろん勝利したからこそ、見えた課題もあるが、何より今シーズンの北海道がしっかりと分析を落とし込み、選手が実行できる。アジャストの力が見えた試合!!
Good WIN! https://t.co/IfXb28QPek pic.twitter.com/vxcp3nHbdi— 87Basketball Lab (@87basketball) October 27, 2019
Box score Bリーグ公式サイトから引用
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=4238
僕はゲーム1は今シーズン北海道が目指していくバスケ、数字がでたかなと感じています。
ただ、ゲームには負けました。
もちろん改善点がありますし、数字はあくまでも数字です。
その中で、ペイントで得点が取られすぎました。
ゲーム2はそこを改善し、最初からゲームの主導権を握りました。
何回も言及していますが、北海道が理想とするスリーポイントの本数は20本くらいだと思います。
2Pは50弱くらい
内容はともかくとし、数字上、それくらいの数字を出せたことは非常にポジティブだったと思います。
この2試合の数字は、今後北海道が勝利するために必要な基準になってくると思います。
(リバウンドは改善の余地かなりあり)
この数字は覚えといて良いかなと思います。
ACの役割
今回僕が注目したのはAC(アシスタントコーチ)の役割です。
終わってから振り返ると、内容以上に事前の準備が勝敗を分けた試合でした。
いわゆるスカウティングとか分析という部分です。
現代のスポーツにおいてそこを無視することはできません。
またバスケットボールは対人スポーツであることから、相手がどうしてくるか?
だから自分たちはどうするか?という部分が必ずあります。
北海道が絶対王者で、自分たちのやり方をやればほぼ勝てるのなら話は別ですが、現状の北海道が中位から下位が現状です。
だからこそ、分析は非常に重要な要素になります。
しかし、ゲーム1は大阪がそこで良い準備をなされていました。
北海道のダブルチームのディフェンスに対して、それを混乱させるオフェンスの構築がなされていました。
結果、北海道は悪くないんだけど、流れが掴めない。(失点がずるずる続く)
という展開から、最後に大阪に流れを持っていかれる試合になりました。
ここはゲーム2前に希望者限定で動画を配信しました。
希望があればお渡ししますのでSNSなどからメッセージをください。
そこで僕はゲーム2もACに注目しました。
北海道は上野AC
大阪は富山ACと竹野AC
特に富山ACは分析の役割も担っています。
そこのゲーム構築での戦い、駆け引きはゲーム2は非常に面白くなる雰囲気がありました。
結果ゲーム2は北海道が大阪がゲーム1でやってきたことを見事に攻略し、かつ大阪がやりたいことも潰していく展開。
そのまま北海道がリードを保って勝利しました。
このように簡単な流れですが、戦う前から勝負は始まっていて、コートの外でも勝負が行われています。
またコーチ視点で物事をみる!というファンは多くないと思いますが、そんな視点から試合を見ることもまたスポーツの楽しさの1つだと思います。
アジャスト
そして、何より北海道のゲーム2の勝利の要因には「アジャスト」があります。
コーチがどれだけ良い分析や戦術を落とし込んでも、それを実行するのは当たり前ですが、選手です。
今回僕は気になっていた部分が、後出しになりますが、北海道というチームはその分析のアジャスト、どれくらいコートで実行できるのか。
に興味がありました。
大阪も補強をして、今変わろうとしています。
個人的には力関係は5分か大阪のほうが若干上?と考えていました。
その前に戦った東京は北海道よりもハイレベルなチームです。
もしかしたら負けが混むかもしれない…
そしてだからこそ、必要なのは選手同士が目的を共有し、アジャストしていく力です。
この大阪戦のゲーム2では見事にそれを実行して、勝利を掴みました。
これは言葉で書くのは簡単ですが、すごく大変で評価するべきことだと思います。
何より、今年「変わレ」をスローガンに掲げる北海道にとって、このアジャスト力は昨シーズンの連敗で自信を失ってしまい、ドツボにハマってしまうかもしれないポイントだったように思います。
見事に北海道は乗り越えて、しっかりと実行し、勝利をもぎ取りました。
またさらにここまで計算していたかはわかりませんが、若手が活躍し、スリーの試投数も増えました。
ここで勝利できたことによって、もう一段ステップアップを目指す助走に入ることができます。
個人的にはシーズン最終的には
ディフェンスから速い展開を作りながら、
2P50本弱
3P20本前後
のオフェンス構築がされつつ、相手の長所短所をついていけるチームになっていけると感じました。
桜井良太スタメン起用
ゲーム2で1番良かった部分がキャプテン桜井良太スタメン起用だと思います。
この意味合いはプレーの部分でもたくさんあると思いますが、1番は一丸になれるということだと思います。
キャプテン、人気選手である桜井選手がこのタイミングでスタメンになれば、北海道ブースターの気持ちも一丸になることは間違いありません。
また内海HCは本当にバスケットボールを深く理解されている方なので、選手の影響力であったり、今後の影響なども考えて構築をされる方です。
ここまであまり多くプレータイムがなかったことはコンディションなどももちろんあると思いますが、だからこそ、この絶対に勝ちたいところでスタメン起用することはある種のブースターへのメッセージでもあったと思います。
結果1Qにいい流れを作れ、かつ数字にならない部分での活躍も光りました。
スリーポイントもそうですが、内海さんは付け加えていくタイミング、もしくは勝手に増えていくタイミングというものをしっかりと見極めていると感じます。
それはマイナスに触れることが増えないようなリスク管理でもあると思います。
昨シーズンの失敗と同じことをしないために慎重な部分、また若手が壊れないための配慮など…色々あると思いますが、ここまではチームマネジメントも勝敗も結果的には順調にきているのではないかなと思います。
この大阪戦が1つのスタートのポイントだと感じていたので今回の勝利は個人的に大きな意味を持つ勝利だったと思います。
希望者限定動画配信
さて、長々と書いてきましたが、現在87ラボで希望者限定動画を配信しています。
今回4部構成、計60分くらいのちょっとバスケを深めていく動画を希望者のみに配信しようかなと思います。
第1弾はすでに配信していて
「北海道のダブルチームDFと大阪のスカウティングと実行」20分
こちらは大阪戦ゲーム1をみて、北海道が勝てなかった理由の1つである大阪のアジャストですね。と学びを兼ねて北海道のダブルチームの行き方を簡単に解説
あとは今後1週間以内くらいに順次配信して行こうかと思います。
第2弾
「北海道のダブルチームの変化」
今回の大阪戦にどんな変化があったかを少し深めていきましょう。
第3弾
「PnRの基本と北海道の狙い」
よく聞くPnR(ピックアンドロール)
今更聞けない。なんて人もいると思います。そこを簡単に解説していきます。
第4弾
「北海道のセットオフェンスを1つ分析」
セットオフェンスってたくさんらしいけど、何のためにやるの?
なんて思うことがあると思います。
何か1つピックアップして学んでいきましょう。
北海道ベースですが、北海道ブースター以外の方も興味があれば一緒に深めていきましょう。
希望者は87ラボのTwitterをついでにフォローしてもらって!!笑
DMを送ってください!笑
正直、北海道以外でもいろんな学びがたくさんあるので、北海道に限らず今後も興味ある方と学ぶを深めていけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
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63. 迷ったときの、自分へ。|三浦優希 Yuki Miura @yukimiura36|note(ノート) https://t.co/YDjc2NkpeH#三浦優希 選手や #山本柊輔 選手との出会いで知ることが出来たこと、感じ取ることができた自分は幸せ者だと思う
この経験を決して想い出にしてはいけない
自分自身も成長して、また彼に会おう— 宮本 將廣 (@masahiro_d28) August 26, 2019