レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第17節 vs東京戦に向けて





目次


  • 最高のチームと最強の個
  • ピックプレー攻略がポイント
  • プリンスの凄さ
  • 千葉戦とは違う内海采配はいかに

こんにちは、宮本です。

先日、千葉ジェッツふなばしとのゲームレポートを更新しました。
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第16節 vs千葉

嬉しいことに個人的に色々ツイートしたことがすごく反響が大きくて、またゲームは敗戦になりましたが、本当に素晴らしいきたえーるでのレバンガ北海道のゲームを体感できました。

そこから公式ラインからメッセージも多くいただきました。
公式ラインはこちら
https://line.me/R/ti/p/%40jme6416y
不定期でライン限定のスキル動画、戦術動画を配信中

その中で多かったのが、千葉戦の戦い方の細かい部分の質問に合わせて、次戦となる東京戦の戦い方へのこと

千葉戦はいい戦い方をして、勝利を逃してしまいましたが、敗戦後でも会場もすごくいい雰囲気でした。
それはレバンガらしい戦いだったからだと思います。

しかし、今のレバンガには勝利が必要なのも事実であり、東京戦は内容よりも結果を…という気持ちも本音でありながら、東京の強さを誰もが感じるのも事実です。

ということで今回は簡単に87目線で東京の分析、ポイントを書いて行きたいなと思います。
よかったら最後までお付き合いお願いします。




最高のチームと最強の個


最高のチームと最強の個

レバンガのHPで今回の対戦をこう書かれています。
アルバルクファンはよく、個のチームだの、金満クラブだの書かれることが多く、うんざりしている方もいると思います。

実際僕も東京はBリーグ有数の組織のチームだと思います。
(この表記が間違いとか言いたいわけではありません。)

もちろん東京のこの力は圧倒的です。

代表が3選手いて、外国籍選手も代表選手がいます。
HCも世界的にも名将になるHCですし、圧倒的な個があることは間違いありません。
しかし、その東京の強さは、その個が組織的に動くことによって最大化されている。

僕はそう感じます。

バスケットボールは習慣のスポーツ言われますが、その徹底
ある意味でのオートマチックな動き
OFもDFも積み重ねでこそなせる組織の連動が東京の最大の強さなのだと思います。

それに加え、ルカHCが求める強度の高さ、ハイインテンシティと呼んだりしますが、その動きの強度の高さはBリーグでも有数、抜けたレベルなのだと思います。

世界のバスケットボールでもこの強度の高さが日々求められいます。
案外プロなら誰でもできそうな強度の強さというワードもまだまだ日本では、追求し切れていません。

東京の強さはそう行った当たり前、積み重ね、強度など。
本当にシンプルなことを追求した先にあり、それを最強の個が追求しているところにあると感じます。




ピックプレー攻略がポイント


東京が昨シーズン優勝して、ピックプレーが一気に注目を浴びました。
ルカHCが昨シーズンHCに就任し、ピックプレーを使うパーセンテージが格段にふえました。

結果ブースターの僕らにもピックプレーが一般的になったと思います。

その中でいつも注目ポイントに上がるのが
田中大貴選手とアレックスカーク選手のピックプレーだと思います。

彼らのピックプレーはBリーグでも最強のユニットと言われることが多いように感じます。

確かに最強なのですが、先ほども書きましたが、東京は個以上に組織のチームです。
注目すべきなのはピックプレーのボールがあるところ以上に、ボールがないところ

オフボールの3人のポジショニングやそこへのはいるリズム、スピード感
そして、そこからの連動が1番注目する点だと思います。

2人のユニットがフィニッシュする以上に、彼らのピックプレーが与える脅威がディフェンスを必要以上に反応させて、いい距離感で連動する。

また彼らもエゴのようなものが一切なく、無理せずにより相手が困るところで簡単にパスを展開します。

最強の個がそこまで組織で1つのゴールを奪うためにオフェンスを構築する。
これが東京のピックプレーのすごさだと思います。




プリンスの凄さ


先日26日に行われたサンロッカーズ戦をテレビで見ました。
その時に田中大貴選手がさらっとすごいことを何度もこなしていました。

よく見る場面なのですが、彼がピックプレーを仕掛け、ドリブルアタック(ゴールに向かって行った時)した時に、うまくいかなかった、またはディフェンスがうまく対応できた。

という場面があります。

しかし田中大貴選手はそこから、リトリート(後退する、下がる)ドリブルで再構築を図るのですが、その時もゴールに向かい直す準備を常にしているんですね。
(文面では表現が難しくすいません。)

結果、田中選手のマークはしっかりと間合いを詰めながらディフェンスをするわけですが…

1回止めれた…と感じるとそこでディフェンスがゆるくなる瞬間があります。

田中選手は意図的にそれを演出します。
しかし、その時、いいスペーシングが作られて、飛び込んできた選手にアシストや次の展開を有利に進めるフロアバランスを構築します。

もちろん、そこから自分が得点していく時もありますが、
田中選手はピックプレーを使って成功させることもうまいですが、それがうまくいかなくて崩れたときのリメイクの力も非常に長けているところが、チームの連動や強さの1つにもなっていると思います。




千葉戦とは違う内海采配はいかに


千葉戦は僕としては内海さんの采配が素晴らしかったと感じました。
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第16節 vs千葉

東京戦はどうなのでしょうか。
当たり前ですが、千葉戦と同じ采配が通用するわけではありません。

千葉戦は千葉がアップテンポゲームを好むこともあり、ゲームのテンポを落としながら、お互いの
得点の機会を減らすことが1つありました。

しかし東京はスローテンポのゲームもその精度は絶大です。笑

さて、どうやったら…勝てるのか。

過去の東京の敗戦ゲームを振り返れば、ゾーンディフェンスを攻略できなかったことが多くあります。




そこが1つのポイントになるかもしれません。
内海さんもいくつか千葉戦に使ったゾーンを少し応用するようなゾーンディフェンスが使われるかもしれません。
やはり、東京のオフェンスのポイントをどこかで寸断しなくてはいけません。

そういう意味で、東京のオフェンスはオートマチックな部分がゾーンディフェンスにまだ対応し切れてない部分があることは事実だと思います。

(世界では同じ攻め方でゾーンを攻略できると考えられることが多いが、日本はそこを分けて考えることがスタンダードになっているところが大きい気がする)

また、オフェンスではゴール下の番人をゴールから遠ざけることが必要かなと感じます。
そういう意味で東京のゴール下の番人であるアレックスカーク選手を外に出す。
バイロンミュレンズ選手の外での活躍が1つポイントになるかもしれません。
(しかし、on1になったときにインサイドが手薄になる、フロアバランスの乱れを感じるこの2試合、もちろん試合を重ねる中でよくなっている傾向)

その辺が1つポイントになるかなと思います。

ただ、最初の話に戻りますが、個の部分で考えれば、レバンガがそれぞれのポジションで有利と言えるポジションが少ないのが事実です。

だからこそ、勝利にはチームの力、采配の力、そしてアリーナの力、ブースターの力
全てが必要な年内ラストゲームになると思います。

そして何より、結果以上に戦える全ての力を使い切って、いい年越しを迎えられるゲームになればいいなと思います。

僕も2試合とも現地観戦します。

もし、ご興味ある方はご連絡ください。

なんとか1つでも勝ちたいな。笑(本音)




以下ここまでの連載
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第1節 vs大阪
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第2節 vs渋谷
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール OF編 No.1
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第3節千葉
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第4節栃木 No.1
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第5節千葉戦
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第6節 vs栃木No.1
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第7節 vs三遠
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第8節 vs渋谷
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第9節 vs新潟
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第10節 vs川崎
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第11節 vs大阪
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第11節 vs大阪
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 天皇杯編
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール ネトHC解任
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第12節 vs 富山戦
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 個と組織
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第13節 vs 千葉
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第14節 vs 秋田戦
レバンガ北海道から学ぶバスケットボール 第15節 vs 福岡



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