目次


  • 最先端という言葉の魅力
  • ゴルフから考える最先端の罠
  • 最先端と進化
  • 本質は何のか、現在地がどこなのか
  • 競技者側に求められる力

こんにちは!宮本です。

今回はちょっとバスケットボール的な部分ではないのですが、最近感じていたことを書いていきたいと思います。

ちょっと難しい話になるかもしれませんが、もしよければ最後までお付き合いください。
ご意見などもいただけると嬉しいです。


バスケ北海道の方で記事を書かせてもらいました。
#87Labのがんばれレバンガ
(ぜひハッシュダグ付きで拡散よろしくお願いします。レバンガの記事ですが、他チームのブースターの方もよかったらお読みください!)
87Labのがんばれレバンガ バスケ北海道






最先端という言葉の魅力


日頃ゴルフ業界にいるのですが、最近雑誌やレッスン番組、ゴルフクラブ販売で聞く言葉があります。

「最先端」

です。
バスケでも使いますね。
最先端のスキルとか最先端の戦術

この最先端とは一体何を指しているのか。
考えたことがあるでしょうか。

ただ、この最先端という言葉はよく理解がなくてもすごく魅力的な言葉として僕らの目や耳に響きます。

最先端!!

そう見聞きすると、そうなのか!進化したのか!知らなかった。
とすごく魅力を感じると思いますが、最近僕はこの言葉にすごく違和感を感じます。


ゴルフから考える最先端の罠


ゴルフは道具を使うスポーツとして、道具が日々進化しています。
しかし何を持ってして最先端なのかは実際エンドユーザーにはよくわかりません。

また、ゴルフは道具を使うスポーツなので、その使い方(スイング理論)も最先端という考え方が当たり前に雑誌などに載りますね。

ゴルフ練習場やゴルフ好きが集まれば、最先端を探して、ゴルファーがそれぞれの理論をぶつけ合っています。

ただ、どれだけの人がそこを感じ取れているのか。
僕は疑問を日々強めています。

このクラブはどうなったから最先端のか。

このスイング理論はなぜ最先端なのか。

そこにはメリット、デメリットが存在し、完全なものはないはずです。
しかし、現実ゴルフ業界は最先端が売れています。

これはバスケも同じだと思います。
最先端にみんなまず興味が行くはずです。

では最先端とは一体何なのでしょうか。




最先端とは何なのか。


僕は最先端は単純に今1番新しいもの、もしくは現時点で1番強かった形だと思います。

ゴルフで言うならば、世界ランキングで1位(もしくは上位)、または4大大会で優勝した人が、注目され、その人のスイング理論が最先端になります。

道具の部分で言えば、今までと違うもの
新しいものは最先端です。

たまに原点回帰という言葉も出てきますが、それも正直、最先端という言葉をとってつければ最先端になります。

データ上は進化しているわけで間違いなく最先端です。

そこを否定するわけではありません。

バスケにおいても、最先端の戦術という言葉が様々な部分で目にします。
それは要するに世界ランキング1位のアメリカやヨーロッパの強豪国やクラブチームが大会やリーグを優勝した、もしくはいい成績を残した戦術が最先端になります。

現在ならウォーリアーズやセルティックスなどがそれに当たるのでしょうか。
(細かい話は今回は置いておきます。)

それ自体は間違いなくて、確実に日本よりも進化したものであり、最先端を行っています。

それも僕は否定したいわけではなく、確実にそこから学ばなくてはいけないことがたくさん詰まっているはずです。


本質は何のか、現在地がどこなのか


ではここで疑問が湧きます。
バスケはまだまだ日本に最先端というものが入ってきてない。
または知らない。
気が付けてない。

そして、そこに対してレベルが足りない。
などの考え方があると思います。
それは間違っていないと思います。

しかし、ゴルフは違います。
(もし興味ある人は本屋やコンビニを覗いて見てください。)

最先端!!

そううたう雑誌や書籍が山ほどあります。

これだけ最先端を学べているのに日本のゴルフで世界レベルの選手は男子では松山英樹選手しかいないのはおかしくないでしょうか。

これに対して、僕は

最先端詐欺

と勝手に呼んでいます。笑

最先端といえば、多くの人はそこに食いつくからです。

ただ、実際は最先端にたどり着くためには、そこに至るまでにそのスポーツの本質的な部分を理解し、それに対するファンダメンタル(基礎基本)を構築しなくてはいけません。

1番上の美味しいところだけをいただくことは不可能なはずです。

しかし、ゴルフ業界はその最先端を追いかけています。
そのほうが売れるからです。

最先端のゴルフクラブを売り、最先端のゴルフスイングを提供する。
しかし、それを販売する、または教える、そして学ぶ人間は果たして最先端なのでしょうか。

いうならば、ガラケーには最先端のアプリを入れることができない。

ということです。

人間側がアップデートしてないのに、最先端を使いこなせるわけがない。
しかし、雑誌も書籍も最先端をうたい、レッスンを行うプロは最先端だと指導してくれます。

20代アメリカ人の最先端のスイングを
50代、60代の日本人が使いこなすことができるでしょうか。

もちろん中にはアメリカなどでそれを学び、実際に日本人やその個人に合わせて段階を踏んでくれるプロもいますが、それはおそらく一握りです。
(そういう指導者を探すべきです)





スポーツは様々な考えがありますが、まずそこに習得しようとする人間がいます。
最先端が正しいのではなく、まずその人間が求めるものを提供できる引き出しが僕は正義だと思います。

バスケットも同じで、最先端をうたう指導者や書籍がこれから増えるかもしれません。

実際、昨今スキルコーチが増えてきて、僕も彼らから学びを得ることはありますが、素晴らしい指導者の方々はそれを今の個人や日本の現在地を理解して、噛み砕き、今、学ぶべきものをしっかりと提示して指導してくれています。

もちろん中には最先端詐欺もあると思います。

よくバスケもNBAとBリーグはレベルが違う

という言葉を目にしますが、それは至極当たり前な話であり、だからこそ、今の日本の現在地を理解し、よりそこに追いつく(NBAはまた若干違うが…)ためのビジョンを持ちながら、今を積み上げる必要があると思います。

ゴルフは日本では異例の昔からレッスンでお金をとるという慣習が成り立っていました。
そこには教える人が絶対という考えと、この最先端詐欺というものがはびこっていると思います。
(かなり自分の業界に喧嘩を売りました。笑)




しかし、考えたいのはまず本質として、

それらの競技特性があるということ。
そして競技者の能力を最大化、またはレベルアップに導くために指導者がいるということ。
何より、競技者には意思があり、能力があるということ

を考えなくてはいけません。
それを無視した最先端という言葉で迷路に連れて行くこと
または従わせることは僕は悪だとこの業界にいて感じています。

それが今の日本ゴルフ業界の停滞とレベルの低さの一因だと。

バスケはBリーグをきっかけに変わりました。
もちろんまだまだな部分もたくさんあります。

しかし、多くのコーチが先ほども書いたように、最先端を学びながら、今するべきことを噛み砕き伝えてくれている人がたくさんいます。
(ただ地域差や数が少ないことも事実)

そして何より情報を多くキャッチできるようになりました。
最先端を実際に簡単に見ることができます。
そこからも学びはあります。

だからこそ競技者にも指導者にも人間力が問われるのだと思います。

その時に、競技者側もその最先端になるために、自分に何が必要か。
(ゴルフで言うのなら、最先端に惑わされず自分はどんな道具を使うべきか)

自分の目標を達成するにはどんな方法をとるべきか
(レッスンを受けるのなら、この最先端詐欺に引っかからずに自分を見てくれる指導者を見つける)

ことが非常に大切だと思います。




競技者側に求められる力


今、日本ではスポーツの考え方が変わりつつあります。

しかし、日本人はやはりすごく受動的な国民性があります。
(僕もそうだと感じている)

自分のキャリアプランや自分の成長を自分自身でデザインし、それに対して適切な道具やアドバイザーを見つける力は今後もっと重要になってくるように感じています。

バスケットボールがいい方向に進むことをまず願いながら、87ラボもいい方向に進むように発信を続けたいと思います。

また、何より、どんなこともいきなり一流になることはないことを改めて考えたい。
(いきなり最先端を習得できることはほとんどない)

スポーツは人間がするものであることも忘れてはいけないと思います。
それぞれの楽しみ方があることも事実であり、それぞれに能力がある。

まずはその本質を知っていける環境や自ら考え、問題提起ができるような環境が増えるべきなのかもしれません。

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