アルバルク東京におけるアレックスカークの価値

目次


  • アルバルク東京におけるアレックスカークの価値
  • ピックアンドロールにおける価値
  • ドリブルが一番少ないセンター
  • ボール保持時間が一番少ないセンター

こんにちは、宮本です。
アーリーカップで予想外の展開が起こりました。
代表組がいないアルバルク東京がサンロッカーズ渋谷に
ダブルスコア以上の完勝

結果は特に驚きではありませんでしたが、この差は驚きでした。

その中で、昨シーズンから僕がアルバルクで大好きな笑
アレックスカークについて少し考えて見たいと思います。




アルバルク東京におけるアレックスカークの価値


カークについて、僕はおそらく数時間話していられると思います。笑
87BasketballLabのBthinkでも、何度かアレックスカークについて
アルバルクのセットオフェンス、ピックアンドロールの展開から
その価値を解説してきました。

僕はカークは個人的にBリーグ最強の外国籍選手だと感じています。
今回はアーリーカップを見て,またここまで感じてきたこと
僕がそう感じる理由を

ピックアンドロール
ドリブル
パス
の観点から少し書かせてもらいたいと思います。


ピックアンドロールにおける価値


カークはスクリーナーになる展開がほとんどです。
アルバルクのセットオフェンスはアーリーカップでは、昨シーズンと
ほとんど変わっていませんでした。

(しかし、昨シーズンのプレーオフでルカHCが戦い方を変えてきたところを
考えると、代表組が合流してから、リーグでは新しいセットオフェンスが
使われるかもしれません。)

その中で、アルバルクのスクリーンの効果的な展開がどこにあるのか、
は今回一旦のぞいて、カーク個人のピックアンドロールの話をしたいと思います。

まず、だれもがわかっていることかと思いますが、カークは
スリーポイントがあります。
ピックアンドポップによるスリーポイントの成功率の高さは
彼の驚異の1つだと思います。
また、それがあるからこそ、ダイブしてくる怖さも兼ね備えます。
選択肢が2つあるから、ディフェンスは判断が難しいと言えると思います。

今日のゲームでも、ピックアンドダイブからの豪快なダンクがありました。

何より彼のピックアンドロールでのその後のプレーの判断の高さ、速さは
Bリーグのセンターでもピカイチだと思います。
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ドリブルが一番少ないセンター


これはチームスタイル、またルカHCの志向するバスケットボールにも
影響される部分かと思いますが、カークはドリブルが非常に少ない
センターだと思うます。

ドリブルをしないわけではありません。
無駄なドリブルがほとんどのないのです。

もちろん中には展開がうまくいかず、カークのポストアップでゴリゴリ
という展開はあまりありません。アルバルクは時にそのようなプレーを
したいチームではないのでない部分もあると思います。

ただ、これも判断力、IQの部分になると思うのですが、
無駄なドリブルがないことで、ディフェンスからすると体勢を作りなおす、
ハードワークして賄う、という努力もできなくなります。

無駄なドリブルが多いと周りの選手がそのドリブルに対して、動きも後手後手になり、
チームとして展開が止まってしまいますが、
カークに至ってはそのようなことがほとんどないと感じます。

また、だからこそ、ゴールに向かうドリブルをする1つ2つのドリブルが
非常に破壊力があるように感じます。

それは判断がよく、無駄なドリブルがない結果だと思います。
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ボール保持時間が一番少ないセンター


これも、僕が個人的に感じる部分ではあり、アルバルク、ルカHCがそのような
バスケットボールを志向するからこそだと思いますが、
カークはボールを持っている時間も少ないと感じます。

先ほども述べたように、インサイドで、ボールを持って、押し合いをすることも
他のセンターに比べてれば少ないですが、アウトサイドにストレッチしてきて、
ボールを一旦預かった時に、出す場所に困って、ガードを待っている
という場面も一番見ることのないセンターかと思います。

また、僕が特質してすごいと感じるのは、ボール保持(キャッチ)から
パス(ボールが手から離れる時間)が圧倒的に短い選手だと思います。
これによって、どこよりも早くボールが逆サイドに移動するので、
ディフェンスは結果、クローズアウトの連続になり、後手を踏むことになります。

今回もそんなシーンが多くありました。

これは、ある意味、相手チームのディフェンスがハードワークになればなるほど、
カークの価値が上がることを意味しています。

また、チームとして、この場合、ここに菊池がいる。
馬場がいる。安藤がいる。
と決まっているので、カークがそこにパスを出した場合、
そこにいなかった受けて側の選手の責任として、ミスが捉えられているので、
周りのフォローの動きも他チームよりもはやいのだと考えられます。

それぞれが与えられた責任と役割を全うすることで
成り立つルカのバスケットボールはカークの存在をより
重要であり、引き出す環境になっていると感じます。

また、今シーズンから常時オンコート2になったことで、カークが
コートに与える影響は大きいと感じます。
それが今回の渋谷戦でも影響はあったはずです。

日本にフィットした経験を持ち、より進化するカークの存在は
Bリーグにおける外国籍選手の理想形と言っても過言ではないと
僕は感じています。




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