目次
- 現在地
- バスケットボールに偶然はない
- アジアから世界へ
こんにちは、宮本です。
8/31〜中国でW杯が開幕しました。
日本代表の結果は2連敗
簡単な印象として、初戦のトルコには圧倒的な差を見せつけられ、チェコ戦はバスケットボールの本当にちょっとした差の積み重ねが勝負を分けたと言う印象でした。
今回は試合内容ではなく、前回こちらを書きました。
その中でサッカーW杯ドイツ大会になんか似てるなー
なんてことを買いました。
それは合ってるとか間違っているとかは感じ方の問題なので、一旦おいておいて…
率直に感じていることを書いていきたいと思います。
87ラボは「バスケを学ぶ」「様々な視点でバスケを考えていく」ことを目的としています。
W杯にて、感じた世界、体感しているものは決して選手だけではありません。
その中には間違いなく、Bリーグ4年目、日本バスケのさらなる成長のヒントが隠されています。
大前提として、悔しさなどの感情はあります。
負けて悔しくない人はいないと思うので、でもだからこそ、ここからどうするべきかの議論を様々なところで起こすべきかなと。
よかったら最後までお付き合いください。
現在地
トルコ、チェコと結果から、また、他のグループの結果から見ても日本、またアジアの国々の現在地がしっかりと見えてくると思います。
21年ぶりに勝ち取った自力でのW杯の出場権は、すごくいい意味で今の日本の現在地、アジアでの現在地と、世界での現在地を僕らに教えてくれたように思います。
僕はこの現在地が、開幕前はメディアの報道などによってゆがんでいたのではないかな…
と感じていました。
そこで感じたのが、サッカー日本代表ドイツ大会の事例です。
B think ~ 代表戦を終えてW杯へ~
史上最強
海外組
ビッグスリー(サッカーは黄金のカルテット)
日本人はどこか、そういった言葉に踊らされる部分があると感じています。
(メディアがどうしてそういう大げさな表現をするのか、僕にはわかりません)
もちろん強化試合の結果は素晴らしいものでした。
なんとなく、トルコに勝てるんじゃない?
チェコはいけるよね?
みたいな空気もあったように思います。(あくまで主観であり、僕はそういう空気感自体が嫌いなので考えすぎな部分もある)
もちろん可能性はゼロではなかったし、応援もしていました。
しかし、その「いけるかもしれない!」という根拠的なものは何一つないなかで、NBA選手(経験者)の数だけを物差しにする場面もあったように思います。
そして、僕らはヨーロッパのバスケを知らなすぎたことも1つあると思います。
その中で、この2試合、そしてアメリカ、その後行われる2試合で、日本の国際大会での現在地が見えてくるはずです。
現在地がわかれば、日本のバスケがどこに進むべきかが見えてくると思います。
そういう意味で、本気の世界大会でそれらを感じ、個人的に色んな場面でバラバラ感のあった日本バスケが、また日本一丸でここからスタートをきる。
そのための現在地を知ることができたこと、できることは何よりも大切なことだと感じています。
僕は結果以上に、その結果を踏まえて、それぞれがどう感じて、その後何をしていくのか。
それこそが1番大切なことだと考えています。
バスケットボールに偶然はない
2試合を終えて、共通して感じたことは、「バスケットボールに偶然はない」ということです。
これはここまで何度か書いていることですが、バスケットボールはハビットスポーツ(習慣のスポーツ)と呼ばれます。
その中で、得点を取り合うスポーツであり、最後に1点でも多く得点したほうが勝利を手にすることができる。
積み上げのスポーツだと思います。
バスケットボールは攻撃回数が80回くらいありますが、1回の攻撃がたまたまうまくいっても、それがあと79回続くとはありません。
そこがサッカーや野球と違うところです。
そのために準備し、より確率の高いシュートを作り出し、(現代的にいえば、より効率的なシュート)、試合に望みます。
ディフェンスはその反対であり、相手が行うことを分析し、策を練る。
今回、リバウンドが取れない。などの印象が多くの方にあったと思いますが、そこにも必ず根拠があり、「ここがその起点!!」という場所があります。
バスケットボールには偶然はない
そう断言できます。
そこを知ってほしい、わかってほしいと思って発信しつつ、僕自身もそこをまだまだ勉強中でもあります。
ですから、87ラボやEXTRAPASSで繋がった方々とそこを一緒に学んでいこうと考えて活動しています。
でも、日本バスケもそういう領域に少しずつ入っていく必要性があるのかなと感じています。
ブースターも、バスケットボールの必然を知っていくことが、これからの日本バスケの鍵を握る1つだと感じています。
アジアから世界へ
その中で感じていることは、アジアで日本は一定の成績を出せたことです。
あの8連勝があったからこそ、今回の経験と悔しさに繋がっていることは間違いありません。
現在地がわからないと、これからどこに向かえばいいのかもわからないなかで、日本バスケはきっともっと世界にアンテナを張っていくべきなのだと、今感じています。
87ラボでもこの夏に海外に挑戦する、挑戦している選手たちから話を聞くことができました。
その中でたくさんの学びがありました。
海外で当たり前の感覚が、日本ではものすごいことになってる(逆も然り)もありました。
バスケットボールが好き→NBAが好き
というものが、ここ数年で
バスケットボールが好き→Bリーグが好き
というものが生まれました。
これから僕らは
バスケットボールが好き→世界中のバスケが好き
という風になっていけたらいいのかな…と感じています。
別にそうならなくてはいけないとは思っていません。
というよりも少なからず、すでにSNSなどで、ヨーロッパバスケを発信している人もたくさんいますし、YouTubeなどで多くの試合が配信されていますし、僕はそういうもの、人たちの発信ももっと自分のバスケに取り込んでみようかな〜
なんて感じています。
そして、その中で日本人としてのアイデンティティを見つけたい。
前述した通り、87ラボは「バスケを学ぶこと」「様々な視点でバスケを考えていく」ことを目的としています。
日本人の僕らが、日本のバスケの文化を成熟させるために、世界に目を向けること
また、その違いを発見し、国内バスケをより楽しむことが、これから問われる1つの要素かな。僕はそう感じています。
ありがたいことに今シーズンから87ラボはアメリカ、スペイン、カナダで活躍する、活躍を目指す選手たちを追いかけます。
もちろんまだW杯の戦いは終わっていません。
でも、ここが出発点
新しい日本バスケのチャレンジが待っている。
そう感じています。
Bリーグ女子 中崎絵梨奈さん公式YouTube
「バスケ日本代表国際試合@さいたまスーパーアリーナ VLOG」
8/22-8/24さいたまスーパーアリーナでの日本代表戦特集!!
ぜひ、チャンネル登録を!!
スペインで活躍中!!木下勲選手公式YouTube
バスケに限らず、スペインに関する様々なことを発信するようだ。
ぜひチャンネル登録、フォローをして木下勲のスペインでの活躍を一緒に追いかけましょう!!
87Basketball Lab 上位記事
B think 〜強いチームはなぜ強いのか〜
B think 〜秋田vs千葉戦を考える〜
B think ~レフリーを考える No.2~
山本柊輔、新天地へ
若手プレイヤーの奮闘と挑戦 No.1
87Basketball Lab 人気連載
若手プレイヤーの奮闘と挑戦
輪島射矢を追いかけて
B think
87ラボは海外に挑戦する選手を応援しています!
アイスホッケーNCAA division1で活躍中 三浦優希選手
63. 迷ったときの、自分へ。|三浦優希 Yuki Miura @yukimiura36|note(ノート) https://t.co/YDjc2NkpeH#三浦優希 選手や #山本柊輔 選手との出会いで知ることが出来たこと、感じ取ることができた自分は幸せ者だと思う
この経験を決して想い出にしてはいけない
自分自身も成長して、また彼に会おう— 宮本 將廣 (@masahiro_d28) August 26, 2019
「若手プレイヤーの葛藤と挑戦」
NCAA division3 で活躍中 酒井達晶1on1動画
NCAA division3で活躍中 鍵冨太雅1on1動画
87BAKETBALL LABは公式YouTube、公式ラインを展開中です。
ぜひご登録を!
公式ラインは現在220人以上が登録中!!
ラインにて @jme6416y
で検索か