- DFとリバウンド
- 田中と馬場を支える男
- 覚悟を決められるのは信頼があるから
- それでも崖っぷち
こんにちは、宮本です。
11/30に行われたW杯予選について、少し87目線で切り込んで行きたいなと思います。
見事に勝利しましたが、情報が少ないカタールに少し構えて入ってしまった感じもあったのでしょうか。重たい前半になりました。
12/1の新聞も僕は朝日、日経、日刊スポーツとチェックしましたが、今までよりも大きく扱われていたように感じます。
ただ、その全てが田中大貴選手のPG起用と馬場雄大選手のダンクについてでした。
ということであまのじゃくな87ラボは違う観点から切り込んで行きたいと思います。
次のカザフスタン戦の観点にも何かお役に立つことがあれば幸いです。
目次
DFとリバウンド
11/30の試合前に1つ更新させていただきました。
それがこちらです。
Akatsuki Five window5 〜真価が問われるBリーグ〜
その中で、ポイントとして、DFとリバウンド、そしてそこからのどれだけブレイクが出せるかという観点を書かせていただききました。
前半は想像以上に展開が重たい中で、後半は早い展開に持ち込むことで日本のペースとなり、終わってみれば圧勝という結果になったと思います。
その中でBリーグというリーグが誕生し、日本という国としての進化の1つがDF面ではないかなと思います。
ハードワークというのが日常化し、インテンシティが高くなりました。
もちろんまだまだ個人的にただハードワークしているチームや選手を感じる部分もありますが、リーグが誕生し、試合数が増えたことによって選手個人のDF能力やチームとしてのコミュニケーションや戦術面の向上は確実にあると感じたゲームだったように思います。
また今回、リバウンド数が日本が49に対してカタールが26とかなりの差がつきました。
それに関しても、日本が誰か1人が多くとったということもなく、アウトサイドもリバウンドに絡んでいました。
シンプルに考えて、DFのハードワークやインテンシティの高さによってカタールに悪いバランスでシュートを打たせていた。
よってガード陣もリバウンドに絡めていた。
そして、インサイド陣(竹内両選手、太田選手)のスクリーンアウトの価値
というの考えられると思います。
この選手たちはBリーグでもチーム内で役割を任され、それをこなせている選手だと思います。
やはりそれだけのある程度のプレータイムがあれば、日本人ビッグマンもアジアで戦っていけることを証明したのではないかとも考えれるゲームでした。
田中と馬場を支える男
その中で、先ほども書いた通り紙面を賑わせたのがアクシデントによる田中大貴選手のPGコンバートと地元凱旋になった馬場雄大選手のダンクなどだと思います。
間違いなく、彼らの力が日本を勝利に導いた中で、では彼らがそういったプレーを安心して行うために縁の下の力持ちとして存在を示したのは誰なのかということをもっと考えたい。
もちろんこれをお読みになっている方はそれがわかっている方が多いと思います。
竹内譲次選手です。
むしろ今、彼の存在なくして日本バスケが成り立つのだろうか。
それくらいの存在だと僕は感じています。
彼自身様々なところで八村選手と渡邉選手に影響を受けたというインタビューや記事で読んだ方は多いと思います。
今回、彼がDFでのゴール下に対してどれだけ高い意識を持っていたのか。
またピックプレーのDFでの関わりでボールに関わらなくても、ポジションを少し変えてパスコースを切ったり、存在を示したりしていたか。
リバウンドに絡み、絡まなかった時はそこからスプリントして展開を速くして行くためのプレーをどれだけ献身的にしていたか。
また、オフェンスでもいかに印象に残るアタックをすることを意識していたか。
プレーからビンビン伝わってきたのではないかと思います。
実際彼は八村選手や渡邉選手に能力は劣るでしょうし、いまの代表で主役を貼ることはないと思います。
それでもチームにはそういう選手がいなくてはいけません。
今、彼が日本代表を支えていることはみんなわかっているけれど、どうしてもバスケットボールはボールに注目が集まります。
だからこそ、もっとみんなで彼を賞賛する発信をしてもいいのではないかなと思います。
覚悟を決められるのは信頼があるから
田中選手のPGコンバート、馬場選手のダンク
どうして崖っぷちの状態でそれができるのか。
僕はそれは信頼ではないのかと思います。
そしてその中心にあるのが、竹内選手への信頼なのではないでしょうか。
アルバルクファンがSNSでアルバルクというクラブを賞賛していましたが、アルバルクの強さはやってきたトレーニングと出してきた結果から生まれる信頼なのだと思います。
この状況下でやらなければいけないことが生まれたときに、特にこの3選手は
なにを自分がするべきなのか。
何が求められているのか。
という部分の考える力と遂行能力が高いのだと感じます。
個人的にアルバルクというクラブが、何かおかしい…という敗戦をする時はどこかにロゴのような感情やミスミスコミュニケーションのようなものからのずれで自分たちのリズムを失うことではないかなと僕は感じています。
その中で、その信頼を支える存在であり、その中心を担っているのが竹内選手なのだと思います。
バスケットボールというスポーツはかなり特殊なスポーツで、
お互いが戦っているのか。
役割を全うしているのか。
という部分を感じやすいスポーツです。
スペースが狭く、アウトサイドとインサイドはオフェンス時には向き合う格好になります。
アウトサイドはリングを向いて、インサイドはリングに背中を向ける。
そこで大事なのは、信頼なのかなと。
かの有名なスラムダンクにもそんなシーンがありました。
三井寿を支えているものは信頼
リバウンドを取ってくれる桜木
パスを出してくれる宮城
スクリーンをかけてくれる赤木
そんな関係性が明らかにコートに見えてくるスポーツだと思います。
田中選手、馬場選手が活躍には、覚悟のようなものがあると思います。
そしてその覚悟を決めるためには本人の強い意志と合わせて、時間を共にする誰かとの信頼があると僕は感じています。
その陰には必ず竹内選手の存在、そして彼に対する信頼があるのだと僕は感じています。
以前も多くのことに相関関係があると書きました。
覚悟には信頼という関係性も成り立つのだと思っています。
それでも崖っぷち
さて、今回の勝利、そして最下位カザフスタンが3位のフィリピンに勝利しました。
結果、5勝4敗でフィリピンと並んだ日本ですが、はっきり行ってだからなんだ。
という話だと僕は感じています。
結局1次予選をおしい試合で敗戦することを繰り返してしまった日本にはもう全ての試合を勝ち続けるしかない状態であることはどの試合になってもおそらく同じだと思います。
追い風に乗り続けなくてはいけない。
必ずそこにもコツが必要なわけで、そしてその追い風もいつやむかわからない。
そしてちょっとしたことで浮力を失うことはあります。
日本は今、追い風が吹いています。しかし、それでも崖っぷちです。
この次の試合は最下位カザフスタンだから
前回勝ったから
そんな悠長に構えられる要素は1つもありません。
今こそ日本一丸で戦う時であり、そして、アルバルクメンバーから感じる信頼のような連鎖を多くの場所で、コートでも、コート外でも発揮していく時なのだと思います。
過去の代表戦特集
バスケW杯2次予選 vsイラン代表 ゲームレポート
いざ!イラン戦!日本一丸のW杯2次予選
日本 vs カザフスタン 日本一丸のW杯2次予選
第二の竹内譲次が日本バスケを救う
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