ゲーム中、シュートの確率を上げるには

こんにちは、宮本です。

今日はゲームレポートにもなるかもしれませんが、
4/9に行われた
千葉ジェッツ vs シーホース三河
のゲームで気になったこと

ゲーム中、シュート確率を上げるには

でシーホース三河の伝統的なスタイルから
考えて行きたいと思います。

部活なんかでもよく指導者が言います。

試合のイメージを持ってシュートを打て!!

これめっちゃ言いますね。
僕もよく言ってました。

でも、実際プレーヤーの時は
はいはい
それ、どんな感じ?
って思ってました。

意識の問題なんですが、
この意識が
その後の成長曲線を本当に変えて行きますね。

試合のイメージ
すごく大事です。

それは根底として、他にも多くの要素があると思います。

ノーマークを作り出すことであったり、
選手ごとに良い場所にパスを送るとか
パスの展開、リズムだとか

色々あると思います。
皆さんは何を考えますか?

考えたことない人は、ぜひ、考えてみてください。

そんな中、
僕の答えが今回の

4/9 千葉ジェッツ vs シーホース三河 game2
ですごく感じました。

game1は千葉ジェッツの積極的なディフェンスと
そこからの外国籍選手も走ってくるエナジーのあるオフェンス
ハーフコートではスクリーンを巧みに使った形で
終始、千葉ジェッツが主導権を握り、
96ー77で勝利しました。

今季、シーホース三河も早い展開のバスケットを意識していますが、
何よりもシーホースにはシーホーススタイルとでも言える
バスケットボールのスタイルがあります。
それがハーフコートバスケットボールでのインサイドの制圧かと感じます。
それは伝統として、変わらぬスタイルです。

そして、今
シーホース三河には日本最高峰のシューターである
金丸選手がいます。
彼を最大限に生かすために、色々なスクリーン戦術や
展開を作り出し、金丸選手を中心とした選手の
インサイドパスのキャッチアンドシュートは
対戦相手に脅威になっています。

その中で、この試合シーホースは前日から
オフェンスとディフェンスを修正し、
見事84−102で勝利しました。

その要因の一つに1Qで流れを掴めたことがあげられると思います。

この試合、シーホースの金丸選手は本当にリズムよくシュートが打てていました。
金丸選手はこの試合、1Q10分出場で
13得点
2P6/7で成功率85.7%

脅威的すぎますね。

その成功率をアシストしたのが
金丸選手へのパスが

真っ正面からくるパス
が多かったことにあると思います。

これ以前、youtube配信もしています。

やはり横移動がないため距離感を掴みやすい
ボールとゴールを両方視野に入れやすい
また、練習で多いシチュエーションなどでもあるのかなと
データでも、正面からのシュートの確率が高くなることが
証明されていて、ここからもインサイドでのプレーの重要性が
伺えますね!

これが昔からのシーホース三河の強さの一つでもあると
僕は考えていて、

桜木JR選手や強靭な外国人選手にインサイドにボールを
入れることによって、
そのままゴール下をアタックするプレーも多くありますが、
その次のチョイスはそのインサイドアタックをしている選手と
向き合うポジションにスクリーンなどを巧みに使い、
シューターを動かし、キャッチアンドシュートを打つ
バスケットを理解し、さらに自チームの選手の特徴最大化させる
(インサイドの強さとアウトサイドシュート)

ものすごくシーホースらしい展開のバスケットです。

どのチームも
(今回の千葉ジェッツも)
それを理解して、ディフェンスをしてきますが、
金丸選手以外にも、比江島選手
今季からは西川選手、松井選手とシュートのうまい選手が加入しました。

さらに、伝統として桜木JR選手を中心とした
インサイドの強さは脅威です。

インサイドアタック
そして、シューターが一番シュートを決めやすい
リング方向から正面からくるパスからのキャッチアンドシュート

それに比江島選手の1on1が加われば…

まさに鬼に金棒笑

このゲーム
シーホース三河はチームでのシュート成功率

63.2%
脅威的

しかし、千葉も50%
これでもすごいです。笑

伝統的なインサイドを制圧し、
そこからアウトサイドを最大限に生かす
シーホースのスタイルは
現代バスケットボールとは違い
少しクラシカルかもしれませんが、

まだまだ僕らが学ぶべきものがあるように思います。

何より、日本はサイズに恵まれていないため、
やはりアウトサイドシュートはキーポイントになります。

そこで、どうすれば、よりアウトサイドシュートが入るのか?
というのは突き詰めていく必要があります。

ぜひ、プレイヤーの方は練習から考えてみてください。
ブースターの方は、シュートまでの展開を見てみるのも
楽しいかもしれません。
シュートは入ってなくても、展開が良ければ、
どこかで入り出すはずです。

逆にいい展開でなければ…
ということも考えられます。

クォータータイムやハーフタイムで
そんなことを考えてみるのも楽しいかもしれませんね!

それでは、したっけ!!
(北海道弁でまたねの意味)

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